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結膜の出血が再発した二人の理由

今回は、栄養療法を始めて長年の結膜下出血がなくなっていたのに再発してしまった二人のA子ちゃんのお話。

二人の症状が再発した理由とおぎなった栄養のお話です。

こちらの記事で、以前にA子ちゃんの結膜の出血が激減したときのことを書いています。


1)出血しなくなっていた

二人のA子ちゃんは、それぞれ50代と60代の女性。

二人は知り合いだけど血縁関係はなく、まったく別々の生活を送っています。

二人とも、以前は白目の部分がべっとりと赤くなる症状に悩まされていました。

本人には痛みはないのですが、他人が顔を見たときに「え、大丈夫?」とびっくりしますし、自分で鏡を見たときもドキッとしたりします。

病院で目薬が処方されていた二人ですが、なかなかよくならず、よくなってもすぐに再発する、という状態でした。

そんな二人ですが、栄養療法で栄養を補っているうちにすっきり綺麗な白目になって喜んでいたのです。


ところがです。

再発したのです。

2)なにがあった?

再発するなんて、栄養療法ってやっぱり意味ないんじゃないの?と思うひともいるかもしれません。

でもね、体の状態=栄養の状態なんですよ。

二人のA子ちゃんは再発する前のことを振り返ってみました。


お一人のA子ちゃんは、

ペットの不調に家族の不調が発覚したことが重なって心配が頭から離れなかった

ことを思い出しました。

もう一人のA子ちゃんは、
四六時中頭から離れないことがあり、さらに、歯の不調もあって、それをかばいながら噛んでいて顎関節症になったりしていました。

かーなりのストレスがありました😫

by A子


二人のA子ちゃんに共通していることはなんでしょう?


そうです。

ストレスです


3)ストレスは栄養を大量消費

からだは、日々、生きていくのに栄養を使っています。

そして、なにか自分を取り巻く環境に変化があったときには、その変化を生き抜くために、ふだんよりも多くの栄養が使います。


変化は体にとってストレスなんです。

そのストレスを精神力とか気力で乗り越えていると思っているかもしれないけど、その精神力や気力も栄養で作られているんですよ。

二人のA子ちゃんは、大きなストレスで、普段よりもすごーーーくたくさんの栄養を消費した可能性大です。


さらに、そういうストレスがあるときは、食欲が落ちて食事の量そのものが減ることもありますよね。

そんなわけで、ダブルに栄養が足りなくなったことが考えられました。


ストレスをあなどることなかれ

4)おぎなった栄養

なので、A子ちゃんたちは、

ストレスで消費されるたんぱく質やビタミンCと、

壊れた血管の細胞の再生に必要なビタミンAや亜鉛を、

栄養療法用のサプリメントで多めにおぎないました。

たんぱく質とビタミンCは、コラーゲンの材料です(あと、鉄もね)。

コラーゲンは、しなやかで強い血管を作るもの。

よいコラーゲンが十分に作れていないことで、ちょっとした刺激で血管が傷ついて出血しやすくなることが考えられるのです。


こんなふうに、なにか症状が出ているときは、栄養が足りていないくて本来の自然治癒力が働けていない可能性があるんですよ。

そんなときは、栄養を見直してあげてみて。

体の状態=栄養の状態
 

体は栄養が入ってくるのを手ぐすね引いて待っています。

体質だからとか、ずっとこうだから、とあきらめないで、必要な栄養を必要なだけ補ってみて。

やりたいことのできる体でいよう

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