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「結膜の出血が激減したよ」

今回は結膜の出血のお話。
この50代女性は結膜下出血と診断され、病院でもらった目薬ではなかなかよくならず、白目がべったりと赤いことが気になっていました。

サクッと内容を見れる動画はこちら↓

白目がべったりと赤い

目には、
黒目の部分と白目の部分がありますよね。

白目の表面を
結膜という半透明の粘膜が覆っています。

結膜の下の小さい血管が破れて
本来は白い白目の部分が
べっとりと赤くなってしまうのが
結膜下出血。



痛みはなく、
心配はいらないと言われても、

白目がずっと赤いままで、
目立つから気になってしまう。


顔を合わせた相手にも
大丈夫?と気にさせてしまうし、

ひとと顔を合わせるのが
ちょっと苦痛に。



⁡出血はそのうち引くから大丈夫と言われ
目薬を出してもらったけど効果なく、
白目が赤い状態が続いていた。


血管が破れやすい

本来は白目は白いのに
出血して赤くなっているということは
体にとっては通常の状態ではないよね。


出血は、時間と共に吸収されていくのに
赤い状態が続いているということは
出血が断続的に続いているということ。

分子栄養学的には、
血管の強度が落ちていると考えます。

心配ないとは言われても、
血管が弱っていることは
あまり喜ばしいことではない。


なぜって、
血管は身体中を巡っているもの。

弱っているのは結膜下の血管だけとは
限らないかもしれない。

これが心臓の血管だったら?
これが脳の血管だったら?

大問題でしょ?


やっぱり
血管はどこの血管も
しなやかで丈夫でないと。

血管を丈夫にする栄養素

しなやかで丈夫な血管にするために
大事なのはなんでしょう?


それは
コラーゲン。

コラーゲンは、
口から取り入れるものではなく
自分の体の中で作るもの。


コラーゲンドリンクとかを
飲んでもいいかもだけど、

そのコラーゲンが
コラーゲンのまま使われることはないのが
ひとの体の仕組み。


このコラーゲンを作るのに
特に必要な栄養素は

  •  タンパク質

  •  鉄

  •  ビタミンC 

です。


このお話の女性は
以前から栄養療法を取り入れて
詳しい血液検査を受けていらしたので、

フェリチンという貯蔵鉄の形で
鉄が十分にあることはわかっていました。


なので、
血管が破れやすいということは、
この鉄をしっかり利用できていない
ということ。


そこで、
しっかり利用できるよう、
タンパク質とビタミンCの補給を
増やすことに。


さらに、
壊れた血管の細胞の再生に必要な
亜鉛やビタミンAも補給。


白目が白くなってきた

栄養素を補給していたら、

だんだんと
白目が白くなる時が
出てきました。

出血の間隔が空くようになった
ということですね。

そして、
徐々に⁡
白いままが当たり前に。


鏡で自分を見た時に
白目が白いと嬉しいし
ホッとします。


目の血管がしっかりしてきたということは
他の部分の血管もそうだということ。


美容とも無関係じゃない

これは
白いはずの白目が赤いと
見た目が悪い
という問題だけではないよ。


しなやかで丈夫な血管であるための
コラーゲンが
十分に作れていないということは

肌のハリにも影響するということ。


体は全体で一つ。

一ヶ所の問題は
全体の問題なの。


だから、
青あざができやすいひとも
青あざの見た目だけでなく
肌のハリにも要注意かも。


タンパク質をしっかり摂るために

コラーゲンを作るのに必要な
タンパク質。

このタンパク質は
意識して食べようと思わないと
足りないままになりがちの
栄養素でもあります。

栄養療法用のプロテインで補いつつも
ふだんの食事でも
タンパク質をしっかり摂ることは
基本です。


そこで、⁡
軽くしがちなお昼ご飯にも
タンパク質をしっかり摂れるよう

お昼前の1時間で
タンパク質たっぷりの
主菜だけをサクッと作る

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