【キブンで】岡崎旅行記 後編
【2024/5/5 日曜日】
AM6:30 起床
岡崎観光2日目。そして決戦の日。
なんにせよ、この日は東海オンエアの視聴者の中では有名なラーメン屋「キブサチ」へ行く予定だったため、9:30から始まる整理券争奪戦に集中していたのだ。
AM7:30 朝食
ビジネスホテルの朝食で、パンとサラダと飲み物が食べ飲み放題というプランだったが、ランチの分を温存させようと軽く済ませた。
これで準備は万端。いざ決戦の地、北岡崎へ。
AM8:30 ホテル発
お世話になったホテルを後に、私達は名古屋駅へ向かった。
9:30までに店の最寄り駅である北岡崎駅へ到着したいと計画を立てていたのだが、整理券は店舗の3km圏内で発券できるようになるらしく、電車に乗っている間でも取ることはできるのだが場所によって電波の安定性は変わってくるのではないかと思い、できるだけ止まった状態で取得した方が良さそうだなと考えた私達は、普通電車から新快速へと乗り換えを決めた。
AM9:00 JR岡崎駅 着
JR東海道本線から愛知環状鉄道へ乗り換え。このとき既に9:00台。刻々と迫り来る勝負の時間。
緊張からか段々と腹痛が押し寄せてくる。ホテルの冷房は点けていなかったが、冷えてしまったのだろうか。電車の中で別の戦いが始まっていた。
AM9:28 愛環北岡崎駅 着
「ギリ到着~!」
予定通り9:30までにキブサチ最寄りの北岡崎到着。
私達は電車から降りてホームのベンチへ座った。
秒単位で進む時間の流れに狙いを定めながら、サイトの更新を押し続ける。たった1秒の切り替わりが命取りなこの整理券争奪戦。
そして決戦のとき。
「...」
スマホの時刻が9:30に変わった途端、再び更新を押したそのタイミングで私達2人のボタンの上に丸が渦巻くようになった。
「ぐるぐるなったわ」
ここで絶対に“戻る”を押してしまってはいけない。
自分がLIVE好きで良かったと改めて感じた瞬間でもあった。この知恵が無ければ渦巻きの状態を冷静に待てずにいたかもしれない。
そして、順番にお繋ぎされていたぐるぐるを突破し…
「取れたー!」
29番、おとな2人。LINEマトカにてキブサチの整理券ゲット。
岡崎でラーメンを食べるために神経を集中させた戦いに見事勝利。いつの間にか腹痛も治っていて、こちらの戦いも無事勝利。
開放感に包まれた私達は、順番が来るまで付近を散策することにした。
AM12:00 キブサチ
お店は11時オープンで整理券は29番目。その間にキャンセルが出たりして予想より早めの呼び出しになり丁度お昼時のランチとなった。
岡崎といえば味噌でしょ、ということで、前々から気になっていた三州岡崎味噌というメニューを注文。
プラス、店員さんからご飯のサービス(一応女性2人だったためお気遣いいただいて少なめで)を提案いただき、こちらも一緒に注文。
「お姉さん方は松本さんのファンで来てくださったんですか?」
以前に大河ドラマの宣伝で嵐の松本潤さんが岡崎へ訪ねられた際に街の方の紹介でキブサチが紹介され、お店でこのラーメンを食べたらしい。
私は、その番組は知っていたがどのラーメンを食べていたかは知らなかった。
「東海のほうなんです~!」
両方のファンの聖地になっているんだろうな。
嵐と交わる東海恐るべし。
本題であるラーメンの味は、スープが濃すぎず辛すぎず、味噌が中和してくれてマイルドになっているのか凄く食べやすかった。味噌ラーメンにハマりそう。
個人的優勝ポイントは、ゆで卵の茹で加減が絶妙すぎた。半熟からちょい茹で辺り(?)
麺はもちもちしていて丁度良い固さで、まぶされている鰹節とスープとの相性が抜群。こってり感とあっさり感が合わさっている不思議な感覚だった。
今回は、GWという繁忙期に店主のサチオさんが一時復帰されたということでタイミング良く食べに行くことができて本当に良かったし、スタッフの皆さんが凄く元気に接客されていたことが印象的だった。
有名店でありながら、有名であるからかお客さん1組1組に丁寧な接客をされていて尊敬の念が湧いた。
サービス業ってそういうことだろうな、と実感。
YouTubeを見るきっかけが無ければ多分人生のうちに訪れるかどうか分からなかった地域にこうして友達と遊びに行くことができるのは、現代ならではの楽しみだなーと感じることができた今回の岡崎観光。
のどかな街で住みやすそうだったな~。
皆さんも岡崎に行かれる際はぜひ、キブサチの整理券争奪戦に参戦されてはいかがでしょうか。
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