人と、人間

やってはならないこと

奪うこと

しかし

人は他のものから奪って生きている

人間は、その中でも絶対に奪ってはならないものを決めている。

人の命
人の配偶者
人の財産

人間として、この3つは絶対に奪ってはならない。

殺人 姦淫 強盗

この3つ
(同意しますか?)

しかし、基本的に人は他のものから奪って生きている。
それ(奪うという考え方)は、自然界のものと分離している考え方である。

自然界のものは奪っているなどという概念はない。
奪うとは、どちらかが生き残るためという考え方である。
そうではなくて、自然界のものは全体が生きるために当たり前に与えあっている。そこには、どちらかが生き残るとか、お互いが生き延びるとか、そういう考えはない。

自然界から分離している人は生きるために共食いをすると考える。
それは、自然界のものから見れば、共食いというより、只の自然の姿に見えるのではないかと私は思う。

人は人という自然の一部だが、人と人が繋がるとその間が生まれて人間になるらしい。

人でいるためのルールはいらないが、
人間でいるためにはルールがいるのだ。

人であり、人間であるためには、この矛盾に向き合うことで、最低3つの奪ってはならないものを人は決めたのだと思う。

人の命
人の配偶者
人の財産

私を大切にすること
パートナーを大切にすること
家族を大切にすること

これを守ることができている人

人間になるという幸福

手にするのだと思う。

私は、もう人間にはなれない。
ルールを破ってしまったから。

私は人として生きることしかできない。

もう人間にはなれないけど、人として人間の役に立ちたいと思っている。

人間のマネをして生きようと思っている。
私は人間が好きな人だから。

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