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新卒社員たちがPDCAを回してみた話。

こんにちは、芝園開発の採用担当・木村です。

5月31日、2022年新入社員たちの「PDCA研修」が修了しました。
「PDCA研修」とは、2ヶ月間におよぶ新卒研修を締めくくる
芝園開発の名物研修です。
傍から見ていても、怒涛の勢いで突き進んでおりました。
飛び交うChatのメッセージ。
埋めつくされるGoogleスプレッドシート。
「現地調査行ってきます!」と飛び出す新卒たち。
いっしょに知恵をしぼるメンターたち。

本記事では、芝園開発の「PDCA」研修の目的と流れをまとめました。
そして次の記事で、新卒社員5名の体験を発信していきます!

ぜひ、最後までお付き合いください✨

「PDCA研修」の目的

どんな仕事も、PDCA(計画→実行→評価→改善)の繰り返しである。
それを理解し、意識して行っていくことが「PDCA研修」の目的である。

具体的には、自ら社内の課題を見つけ、それをどう改善するのか計画案を立ててもらうという研修です。

つまり、新入社員たちに与えられた最初のミッションは、
PDCA(計画→実行→評価→改善)の繰り返しを実体験しよう!

そして、サブミッションは、
社員の仕事の進め方、考え方、作法を学びとろう!

この「PDCA研修」に対して、新卒社員たちは「設計した改善案・実行計画を社員に提案し、採用してもらう!」という心がまえで臨んでくれました。

メンターは入社2年目の若手社員

新卒社員5名のサポートは、2021年度入社の若手社員たち。
本社勤務の2名は対面で、現場勤務の若手社員1名はGoogleスプレッドシート・Google chatなどを用いて、きめ細やかな指導をしてくれました。

👇この3名です!

14日間の「PDCA研修」

芝園開発の「PDCA研修」は14日間でおこなわれます。
今年のスケジュールと内容をざっくりお伝えします。

5月13日 Kick offミーティング

Kick offミーティングでは、「PDCA研修」の目的を共有しました。
新卒社員たちは前日までの研修で事業部の現場をたずね、先輩社員たちの業務概要をヒアリングしています。その内容をもとに、解決したい問題やテーマをそれぞれ設定していきました。

施設管理の先輩に業務についてヒアリングする新卒たち
現場見学では観察力と質問力が鍛えられる。

そして、メンターから伝えられたのは「時間割はない」ということでした。
誰にヒアリングするのか、どこに往訪するのか、自分で決めること。
その際には、自分でアポイントメントを取ること。
とにかく行動することが大事。🏃‍♀️
現地に足を運び、よく見て、よく想像してみよう。🔎💭
行動した結果、テーマやプランが変更になってもOKです。

そして、「行動のためのヒントは、どんどん聞いてね!」という
メンターの心強い一言がスタートの合図でした。

5月16日~ 考えながら、動いてみる

週の前半は、計画・調査に勤しんでいた新卒社員たち。
しかし、三日後には、ほとんどのメンバーのテーマや計画が変更に。
変更の理由はさまざまですが、計画案を立てるという行動の中で、さらに細分化したPDCAを回す必要があるということに気づかされたようでした。

挫折しても、「視野を広く持たなくては」「もっと今の業務を深く理解しなければ」など、今後やるべきことを見つけていたのが印象的です。

転んでもすぐ立ち上がって、ゴール目指して走り出す。
早くも当社らしい行動をみせてくれた新卒社員たちに、メンターや先輩社員から、たくさんの応援とアドバイスが寄せられました。

当初の課題解決のテーマを深掘りするうち、足りない知識や知見があることに気づき、どんどん吸収していく新入社員たち。
研修レポートの振り返り内容も、どんどん社員目線に近づいていきました。

各部の朝礼ではさまざまな課題共有がされる。
社員目線をまなぶ絶好の場だ。

5月20日~ 「創造とバランス」を胸に

5月20日は、新卒社員の個人面談の日でした。
普段はメンターが相談相手ですが、この面談では常務からも「当社の経営理念をふまえてPDCAを回すように」とアドバイスがありました。
「先輩社員や現場で働くひとが困っているから」という軸で行動していた新卒社員は、ここで見る角度を再びとらえ直すことになりました。

芝園開発の経営理念「創造とバランス」とは?
創造とは、チャレンジし生み出す創造力のこと。
バランスとは、"三方良し”になるバランス感覚のこと。
「当社よし・顧客よし・社会よし」となるバランス感覚を磨きながら、新たなチャレンジをくりかえしていくこと。
これが当社の経営理念である「創造とバランス」です。

壁打ち相手としてメンターに相談できるとはいえ、「何を課題としてとらえるのか。それはなぜか。どう解決するのか」を決めるのは新卒社員自身。
自ら火中の栗を拾いに行っている状態ですから、だんだんと追い詰められていきます。かなり辛い状況に置かれるのですが、面談や社員との相談を通じてヒントを得たメンバーからどんどん計画をブラッシュアップしていく動きが出てきました。
ここまで来るとメンターからも「見るべきことが見えていないよ」と厳しい指摘が入るようになってきます。

まとめに入る直前の面談。
メンターも助言のため必死に知恵をしぼる。
実現性のある提案か。社員から厳しい目線でチェックが入る。

5月30日 人に伝えるために

この「PDCA研修」では、
「発表の前日まで発表資料を作らない」という約束がありました。
きれいなスライドを作るよりも、実現性のある提案になるよう、試行する回数をたくさんとってほしかったからです。

30日は必要な情報を、わかりやすく伝えることに苦戦する新卒社員たちの姿が見られました。説得材料も制作した資料も盛りだくさんになったようで、
「資料の説明だけで30分ほしい……」
「この資料、部署のちがう社員に説明してわかるのかな……?」
「テーマの変遷だけで10分使い切りそう……」
などなど、不安げな呟きがあちこちから聞こえてきました。

どんより気味の新卒たち。それぞれの胸中やいかに。

「PDCA研修」の成果発表とはいえ、「自分の提案を採用してほしい。現場で実現させたい!」という新入社員たちの想いに応え、メンターの添削指導にも力がこもっていました。💪

社員を巻き込んだ実りある14日間に。

迎えたPDCA研修成果発表会。
最終的には、
「その提案、ファシリティマネジメント事業部で預かります!」
「現場でやってみましょう。自治体に提案するところも一緒にやろう!」
という声が先輩社員の間からあがりました。
途中、あまりにも盛り上がり、先輩社員たちに発表を遮られてしまう新卒メンバーも💦「いま、発表中だから! 収支検討はあとでじっくりやって!」とオンライン配信担当に叱られる事業部メンバーと社長、などなど。
昨年以上の盛り上がりとなりました🎉

「PDCA研修」を終えた5名の新卒社員たち。
それぞれが自身の成長や伸びしろを感じてくれる研修となりました。
31日は配属も発表され、希望していた部署に配属された人もいれば、研修中に適性を見出され、予想外の配属となった人もいたようです。

発表を終えて。新卒たちは安堵の表情。
メンターは成果発表会が盛り上がったせいか、ハイテンションでした。

この14日間は、社員にとっても実りある時間でした。
新卒社員たちの質問や相談を通じて、新たな視点に気づかされたり、改めてこの課題には向き合わなければならないと決意するきっかけとなりました。

新卒社員たちは、
6月1日から、それぞれの配属先でOJTがスタートしています!

NEXT➡新卒社員たちの学び


芝園開発株式会社

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