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デザインシンキングって結局何?大事なの?

デザインシンキング、(デザイン思考)ってよく言われるけど結局なんなの? 大事なことなの?

をわかりやすく解説してみた。

新しいものを生み出すための発想法

今でこそデザインシンキングとは新しい言葉では無く、一般的になりつつあるワードだが、そもそも何で大事か理解している人はいるの?

と疑問になることが多々あります。

私たちはプロダクトデザイナーとして企業に勤めていますが、デザイン思考は大学生時代から自然と教え込まれ、普段から意識したことはありません。

デザインの業界で大事なのは「コト」や「モノ」を進化させることでは無く、新しい「コト」や「モノ」を生み出していくことにあります。

簡単に言うと、

誰ともアイディアが被りたくない!

ただこれだけ

この一心でやってきたことが今注目を集めているだけになります。ではどのような考え方なのでしょうか。

着地地点は考えない

基本、最終的に何が出来上がるかはわからない状態でやることがいいアイディア発想と言えるでしょう。

意味がわからないかと思いますが、目的さえ達成できればどんなものだっていいのです。

ここで大事なのが5W1H。
よく聞く例のアレです。

・When   いつ
・Where  どこで
・Who      誰が
・What     何で
・Why      どうして
・How   どのように

5個のWと1つのHで5W1H これさえシッカリ考えてあれば、基本となる軸がブレないので、目的達成の第一歩となります。

誰もが知ってるもので例えてみましょう。

・When    ご飯を食べる時
・Where   食卓で
・Who      ご飯を食べる人が
・What     片手で持てるもので
・Why      ご飯を手で食べるのは行儀が悪いらしいから
・How   指を駆使して

例えば上の5W1Hが完成したとします。
(Whyとか適当すぎるけど、、、、)

みなさん、ふと箸やスプーンを思い浮かべたのではないでしょうか。
でもここで大事なのは箸なのかスプーンなのか、フォークなのか特定できていない曖昧さになります。

要はこの状態でアイディア出しをすると、いろいろなシーンを思い浮かべてそれぞれのシーンに最適化されたモノが浮かび上がります。

フォープーンってのが出来上がるかもよ?

例えば、、
これを、2本の棒を駆使して、、、みたいに、ある程度最終的な形状や、やり方がわかった状態だと、スプーンやフォークには辿り着かないわけです。

結果、狭い範囲でアイディアを出し、わ!と驚く新しいアイディアになりにくいわけです。

ってかそうじゃね?w
なんで最初から2本の棒とか思いつくん?天才すぎじゃね?w
カンニングしたっしょ?ww

そう。これが大事なのです。
どういうことか解説します。

世界には「モノ」や「コト」が溢れすぎてヤバい。

箸とかスプーンとか私たちが産まれる何年も何百年も前から存在したモノですよね。
そうそう形は変わらないし、今では洗練されきってるモノだと思います。

今の時代、モノやコトはすでに先代がやってきた、作り上げてきたもので溢れかえり、飽和状態にもほどがあります。

だって考えてみてください。
スマホ、出てきてからずっと四角いじゃん。どんどんデカくなるだけじゃん。ガラケーの時代っていろんな形があったじゃん!

そんな時代にポっと思いついたものが新しいなんて天才的な発想を出来る人間はこの文章なんて読んでない訳です。

だからこそ、新しい着地地点探しが大事になる訳で、世界中の企業は頭を悩ます訳です。

そう、だからこの発想法が大事な訳です。


だって、アイディア考えてる本人ですら着地地点わかってないんだもん。


なんだか重要な意味がわかりましたか??
デザインシンキングがいかに重要で、注目されている意味がわかったかと思います。

まずは5W1H、これだけでも今よりすごいアイディア(着地地点)が見つかるかもしれませんよ。

ってかプレゼンとかで質問されてもこれさえできてれば出てきたアイディアのみに質問が向くし、改善点も明確になるし。
できてない人案外多いのですよね、、、。

こんな感じでかいてくよ。

とりあえず、デザイン思考のさわりだけ、書いてみました。

これからこんなかんじで記事を投稿していこうと思います。
デザイナーなのにイラストや図を使わない(読みにくい)スタイルなのは許してください。
これから頑張るので。

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では!


Lix
だいすけ

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