くまの子犬時代③サンフランシスコで海ビーチデビュー
ヨットと山の家を行ったり来たりしながらすくすく成長したくま。4か月になってワクチンの接種も終了したので、くまをいろいろなところへ連れて行けるようになりました。まずはビーチへゴー!
海ビーチデビューはサンフランシスコのオーシャンビーチ
山の家にいる時に湖ビーチは経験済みでしたが、海のビーチは初めてのくま。海のビーチデビューは、サンフランシスコにあるオーシャンビーチ(Ocean Beach)という太平洋に面した海岸でした。ここはいきなり水深が深くなるためにぐちゃぐちゃの大波が出ることで有名なビーチ。くまは初めて見る大きな波に興味深々。でも波が大きすぎてちょっと近づいては後ずさりの繰り返しでした。
波が怖くてあまり海につかることはできなかったけど、すごく楽しかったみたいで帰りの車の中では極上の笑顔でした。
そして次に行ったのは、ゴールデンゲートブリッジが目の前に見えるクリッシーフィールド(Crissy Field)というビーチでした。このビーチはサンフランシスコ湾の中にあるので波が穏やか。そのうえボイスコマンドができるワンコはオフリーシュオッケーという素晴らしいワンコフレンドリーなビーチなのです。でもくまはボイスコマンドができなかったので、初めてのクリッシーではほぼオンリーシュで遊ばせました。
このビーチは私たちがウインドサーフィンをするために来るビーチでもあるので、サンフランシスコでくまが最もよく行くビーチの一つになりました。
成長してからはオフリーシュで遊ばせましたが、大人になってからもボイスコマンドになかなか従わないくま。代わりにおやつを見せれば飛んでくるというおやつコマンドが大活躍しました(笑)。
レイクタホで湖ビーチデビュー
山の家はレイクタホ(Lake Tahoe)の湖畔まで徒歩約15分の距離にあります。山の家にいる時はくまをビーチに連れて行って遊ばせるのが日課になりました。
レイクタホのビーチはくまが最も長く時間を過ごしたビーチだったと思います。お散歩があまり好きではないくせに、山の家にいるときはほぼ毎日ビーチに通いました。家からビーチまで約1キロの距離を雪が降っても雨が降ってもおかまいなしにはりきって歩くくま。これがシニアになってからもずっと続いたのです。そして一度ビーチに来るといつまでもビーチにいたがってビーチから引き離すのが大変だったのはパピーの時からシニア時代までの伝統となりました。
川ビーチもデビューしたよ
船が停泊しているバークレーから約1時間のところにあるサクラメント川(Sacramento River)の河口に私たちがよくいくウインドサーフィンのサイトがあります。実はまだ最初のパブロワクチンも終わっていなかった2か月半のくまをビーチで遊ばせてしまいました。今思うとなんて恐ろしいことをしていたのだろうとぞーっとします。
でも本人は楽しんでくれたみたいで、水からなかなかあがろうとしませんでした。
旅慣れたワンコに成長
くまが素晴らしい旅の相棒になった背景には、パピーのころからヨットと山の家を往復しながら成長したことと、私たちがいろいろなところへ引っ張りまわしていたことがあるのかなと思います。
私たちの夏の生活はウインドサーフィンが中心になるので、風が吹いている場所を求めての移動がとても多くなります。ワンコたちを残して私たちだけで出かけることはありえなかったので、どのサイトに行くときもワンコたちを連れていきました。
くまが車酔いしない体質だったことはラッキーでした。そのうえでパピー時代から多くの時間を車で過ごす生活をしていたのでくまにとっては車も家の一部のようなものだったのかもしれません。
車に乗ったらすぐに寝てくれるし、家についても子供みたいに起こさないと車から降りないこともよくありました。そして車のドアを開けると自分から率先してさっさと乗ってくれました。まるで乗るのが当たり前でしょ?って思っているみたいでした。
くまの最初の夏は山の家とヨットを往復する生活を3か月続けたのちバメキシコのバハカルフォルニア半島へ初めてのキャンプ旅行へ出発。この旅行のあと私たちの生活の中心は山の家に移り、くまは初めての冬と雪をレイクタホで経験します。そして年末年始には貸別荘を借りて2回目のメキシコ旅行へも行きました。
くまの山の家での生活は、山暮らし編のエピソードでご紹介していきたいと思っています。
次回からは成長したくまのヨット生活のエピソードをご紹介していきます。
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