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no.12 ありのままの感情は言葉をダイエットさせる|ゆるデジタル・デトックスはじめてます


10月から始めて四日で一時間ずつ、オフラインタイムを長くしていった、オフラインタイム時計。

11時スタートの回を終えました。

ググッと身体へフォーカスしはじめてから、しばらく不安定だった睡眠リズムがここに来てようやく安定して来ました。

しばらく経過をつけてみて、この時期、私の最適睡眠時間は大体7〜8時間前後ということがわかりました。

体内リズムが太陽にあって来たのか、日の出とともに目が覚め、どんなに嫌なことがあっても太陽が沈んだら夜は寝る、という生活。


身体が軽いです。


今、脳の中のおしゃべりが鎮まって、意識が胃のあたりにあります。

食べ物にしろ、情報にしろ、いろんなものを食してみたいという欲求は今なく、知っている(と思っている)ものをできるだけよくよく咀嚼して、まだ知らない食べ方や味を確かめたい、というモチベーションに突き動かされています。


そして、頭が静かになって、身体も静かになってきたら、今度は感情の方へフォーカスが当たりはじめています。

感情にフォーカスすること、私はとても苦手で、避け続けて来ましたが、思考・身体という受け皿が整って来たからか、なんだか大丈夫そうだなと思いはじめて来ました。


感情をそのまま感じてみると、不思議なことに、今まで普通に使ってきた自分の言葉の周りにくっついた雑味みたいなものがデトックスされていく感覚を覚えている。

そうか、今まで自分の言葉はこんなにぶよぶよだったのか、と思いはじめている。

自分が今まで使って来た、伝わらなさを補完するための説明的な言語や、身振り手振り、気遣いに、その都度その都度気づきはじめて、その度に「恥」の感覚に触れる。それは幼少期に拾ったとても原初的な、懐かしく苦くて、辛いんだけどとても愛らしいもの。

クリアな感情は、補完するためのあらゆるものを必要としない。

言葉も。

クリアな感情は、言葉の輪郭をはっきりとクリアな姿にしてくれる。

まるで、言葉のダイエットだ。



今日からいよいよ10時スタート。
オフライン時計は22時スタートだったので、ここで反転ポイントを迎えます。

そして、冬至の日は完全オフラインにしたいと思います。

静かに静かに、自分の内側へ歩み寄って、
冬至の日は感謝とともに過ごします。


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