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「怒り」の感情との付き合い方に新しい選択肢が生まれた話

こんにちは。鈴木りょうです。
最近「怒り」の感情とうまく付き合えているな、と感じるケースが2回連続でありました。

感情の起伏が激しい私にとっては
とても印象的な出来事でしたので、noteに残しておきたいと思います。


・怒りは「我慢すればいい」わけじゃないよね

12月は子供の園の行事、家庭の行事、クリスマスや年末の準備と、ただただ慌ただしいですね。
仕事でも、年内に片付けたい案件や、年度末に向けた駆け込みの案件などもあり忙殺されています。

時間的にも、精神的にも拍車をかけるように余裕がなくなり、結果として、些細なことでイライラしたり、怒りを感じたりしています。

経験則で「怒りの感情を表すことはマイナスだ」と知っているので、会社など公共の場ででは、イライラに耐え、怒りを飲み込み淡々と仕事を進めることが多いと感じます。

一方でその我慢すらストレスに変化して、家庭での些細なことにイライラ。家族へ怒りを露わにしてしまう。そんな悪循環は、ワーパパ・ママでももちろんそうじゃなくても、体験があるのではと想像します。

それに、そんな時に限って、心に余裕のある時にやり過ごした「過去の怒り」の感情が、フツフツと再燃する事すらもあります。
家族にしてみれば「昔の話を引っ張り出して何を今更」となるわけです。

こうも書き連ねると、どれだけ毎日怒り続けているのかと、感じられるかも知れませんね。怒りも喜びも笑いも癒しも、私の毎日には色々な感情が溢れています。その中でも「怒り」は強いエネルギーを持っているので、感情との付き合い方に長年悩んできたのかも知れません。

怒りの感情は、例えその時やり過ごしたとしても、ずっと心の中に残ると感じています。

・最近怒りと上手く付き合えた2案件

つい最近、1日に2回も連続で「怒り」の感情とうまく付き合えたなと、感じる出来事がありました。

1つ目は会社でのこと。
明確な指示が無かったにも関わらず、上司からその業務の過失の原因を押し付けられた、と感じた出来事。

2つ目は家庭でのこと。
高額の家財を家族が無断で購入していたことが発覚した、出来事。

同じようなこと、ありませんか?
ないのかな。どうなんだろう。

どちらも非常にムカムカしました。
考えれば考えるほど、自分が正しい理由や、相手が間違っている理由が山ほど思いつきました。
こんな時って脳がとても活発に働きますよね。

ここでの選択肢は沢山あります。
・自分の正当性を主張して相手と議論する
・自分は正当で相手が間違いだけれど、波風立てぬために我慢する
・自分が正当なのかどうか、念のため相手と会話をして確かめる

今までの選択肢は主にこの3つだったのですが、今回はあらたに選択肢が増えました。


・「怒っている」事実だけ認めて、あとは許容する。

分かんないよ!と思われるかも知れません。
私も、イマイチな説明だと思っていますが、「怒り」の感情と、その原因になっている「課題」や「問題」を切り離して考えてみたのです。

・怒りと問題を、切り離す


例えば1つ目なら、
事実1:今私はとてもムカムカしている。
事実2:私の知らぬところで誤解が生じているらしいから、会話の機会を設けねば。

2つ目なら、
事実1:今私はとてもイライラムカムカしている。
事実2:今月の家計はヤバいだろうから、来月以降で調整するように、家族に働きかけねばならない。

ポイントは、ムカムカとイライラの感情はそのまま認めること。自分に嘘はつき切れませんからね。無視した怒りはどこかで再燃します。

でも怒りを伝えるのは、事実発生している課題を解決してから「あの時は本当に嫌だった」と伝えても、十分に伝わるのだと思います。

今回私は、1つ目の会社での怒りは、上司との対話で誤解の部分を訂正し、時間が経ったら全く怒りの感情が無くなったので、そのまま放置しています。

2つ目は、家計の状況を説明して理解を得てから。本当にそう言うことはやめてくれと、私にとってはルール違反だと感じる事を伝えて、気持ちは晴れました。

・怒りにも種類がある


今回「怒り」について考えていて、とはいえ、命の危険、人権を虐げられるような危機に対する怒りは、抑えることは出来ないだろうなとも感じました。

「怒り」が生むエネルギーは本当に強い。大切な人やモノ、仕事や人間関係をより大切にするために、うまく付き合っていきたいものです。

あなたは、強い感情とどうつきあっていますか?


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