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皇の時代の羅針盤 その十四

月刊プレジデントイーグル
                      vol,14  1995,12,07

 人間心理の戦略を活かす       
      経営者は会社を伸ばす。!     
 孔子は、『十有五にして学に志し、三十にして立つ、四十にして惑はず、五十にして天命を知る、六十にして耳順ふ、七十にして心の欲する所にしたがへどものりをこへず。』という言葉を残していますが。

これは、孔子の一生を集約した言葉と思われます。人生において人を動かすということは大変に難しいものです。儒教の始祖孔子でさえその価値を認められ、政に参加することは、一生を通じての見果てぬ夢であったということです。

論語は、弟子たちが孔子の思い出と考えをまとめたものです。この中には、礼節、忠義、ものの見方、考え方が公平、公正でなければいけないことと、民栄えて国栄える理想が含まれています。理想を実現させるためには、実現させることを考えられる人間教育が必要です。

だれでもが学び、豊かになる術を用いることができる社会を作ることです。これが、これからの世界の中の理想社会となる指針であると考えられます。

 それには、良き人間関係を形成する教育や場所が必要となるでしょう。そして、大きな考え方、ものの見方を学び、実践できるネットワークとして発展して行くことが大事だと考えられます。

《人が動かないときは自分に信用がないときと思えば間違いない。》


 『人を動かす、』このテーマの本がたくさんあります。それほど、人を動かすということについて需要があるということでしょう。人が、人を動かすのは、大変難しいことなのかも知れません。しかし、世の中にはいとも簡単に組織を作り組織を動かせる人がいます。この人たちについて研究すれば、どのようにしたら人が動くかが分かる訳です。

 では、人を動かせる人は、どのような人なのでしょうか。一言で言えば、信用のある人と言えます。又は、信頼されている人とも言えます。そして、信用、信頼のある人は成功者の共通点でもあります。

 わたしの言う、保証理論を知ったとしても、本人に信用がなければ絶対に、人は動いてくれません。また、信用があっても、相手の必要としている保証が何か分からないときも人は動いてくれません。
 

人を動かせる人になる方法


1.夢とロマンをもつことである。大きな目標がある人になる。
  良い事も悪い事も、人生においては付き物です。これを乗り越えていくには揺るぎない大きな目標、すなわち、夢とロマンが必要不可欠になります。これは、多くの成功者の経験談から分かります。

2.礼節をもつことである。
  人が動くとは、ある意味では人が協力してくれるということです。これは、好かれていなければなりません。 そのためには、礼儀作法がきちんと出来なければ人は好んでくれません。ですから、礼に始まり礼に終わる くらいに大切なものです。日本古来のものは、すべてこれで成り立っています。

3.良き師をもつことである。
  良き師とは、生涯を通じて付き合えるような素晴らしい人生観を持った先輩を持つことです。会社や職場で は、仕事が出来て面倒見の良い先輩や上司ということになります。自営業や個人では、同業や異業種の交流 の中でリーダーとなる人です。
  なぜなら、人は一人では生きて行けないからです。そして、向上するためには引き上げてくれる人が必要に なるからです。

4.学び心をもつことである。
  一芸に秀でることも大切ですが、色々なことに興味を持ち、学ぶ気持ちを持つことです。多芸多趣味は、人格を形成するために大変重要なことと言えます。重宝がられる人間になるからです。多くを人に与えられる 訳ですから、人からも与えてもらえるということです。すなわち、協力者が多くなることですね。

5.広い範囲の友をもつことである。
  広い範囲の友人がいるということは、多くの情報を持っているということことです。情報が多い人に、人が集まるのです。人が集まれば人が動くということになります。また、それ以上に情報も集まり、どんどん良い方向に進んでいく訳です。このような人を成功者というのです。

追記1

皇の時代になると、個人の時代なので、無意識にコミュニケーションが
できるので、波動の合う人とのコミュニケーションという事になる。
横並びの関係となる。

行政の規模は、現在の10/1くらいで十分に稼働できるようになる。
予算も少なくて済む、共生的共産社会のようになる。

自分の財産という概念が無くなる、家はすべて借家になる。
自分に合った家に住めるというわけです。

追記2

循環型のクリーンな都市構造になるのだろう。
ゴミを出さないというかゴミを再生する方法で循環させる。
電気や通信も只同様になるだろう。

追記3

電気料金について、前にも話したが新幹線が東京から新大阪までに
使う電気料金は、聞くところによるとグリーン車に一人乗っていれば
良いという事です。
細か事は調べればわかることですが、如何に電気料が安く作られる、
という事です。
NTTの電柱には、電気が通っていますから、どれだけ電気が使われるのか?
東電やJR安く電気を使えるから、公共料金として電気や電車に乗れるわけですが、一般家庭ももう少し安価にしてほしいものです。

政(まつりごと)とは、国民を優先することで、権力者のものではないのです。

都知事選で掲示板ジャックなる行為が行われて物議をかもしているが、
後追い行政では、問題が起きてから、取り締まる。
自転車事故が多いから、取り締まる、よくあるケースだが、交通ルールを守れば、事故は最小限になるはずである。

最近目立つことをしたがる、若者やそれに類する人間が増えてきている、
それにより、ハラスメントが強化されて、言いたいことも言えない環境に
なりつつあるが、皇の時代に移行するのに、壊す働きをする人が出てきます。
政治も壊す人が現れます、それは、祖のマイナスの人です。

脅迫状が届いたらしいが、出すほうも、受けるほうもどちらも、
因果の法則なのだろう。

これからどのように、破壊と崩壊が起こるのか見ものである。

皇の時代には、嘘があれば生きて行けないそうです。オープンな社会では
ネットで検索すれば、嘘はすぐばれます。

厚顔無恥では、庶民が黙っていないだろう。

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