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平和について考える

昨日は広島にとって忘れられない日。原爆が投下された日です。仕事で事業所が異動になり、土日休みになったので久々に平和記念式典の中継をTVで見る事が出来ました。広島市長の平和宣言全文について、ロシアの文豪トルストイが残した「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない。他人の幸福の中にこそ、自分の幸福もあるものだ。」という言葉を使っていました。この言葉を聞いて、本当にその通りだと感じました。しかし、世界の状況を見れば、ロシアによるウクライナ侵攻は現在も続いており、ロシア側が核を使用するのではないだろうかといった憶測が飛び交っています。日本も今までの歴史を振り返ると、不況や感染症などが起き、総理大臣が襲撃され、先行きが見えない中で戦争という道に突き進んで行きました。現在の日本もまた安倍元総理の襲撃、新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻など、先行きの不透明な状況は、第2次世界大戦の時を彷彿させます。人類は再び同じ過ちを繰り返すのでしょうか。今でこそ、広島や長崎の発信はより重要になってくると考えます。広島出身の岸田総理にも期待したいです。
自分は小学生の時、休み時間はよく図書館で「はだしのゲン」を読んでいました。生々しい描写や当時の状況についてわかりやすく漫画になっており、正直とても複雑な気持ちになりました。現在の子供達にも読んで欲しいです。

原爆が投下されて77年の月日が経ち、被爆者の高齢化が進んでいます。もうすぐで80年経ちます。現在、小学生の子供達が大人になる頃には100年の時が経ちます。原爆が落ちた現実を風化させてはいけません。歴史の一部にしてはいけません。次の世代へ伝承させて行く事が必要です。若い世代がこの現実をどのように感じて行動する事が出来るのか期待したいです。


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