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【専門課程レポート】「連ゼミ」第6期 第2回目講義

こんにちは! 次世代まちづくりスクール「連ゼミ」TA(ティーチングアシスタント)の重山です。
5/29(月)に行われた第6期「連ゼミ」の第2回ゼミの模様をレポートします。

本日のゼミのメインテーマは「最小限リノベ」についてです。
連ゼミでは講義に加えて、ゼミ生と連教授とのディスカッションや質疑応答を通じて学びを深めることができます。今回は講義に加えて、講義の最後に、最小限リノベの視点で、ゼミ生が活用したいと思っている物件を使ったミニワークを行いました。

そして毎回、連教授から必読書をいくつか教えていただいています!
今回は必読書の感想シェアから和気あいあいと始まりました。(必読書は受講してからのお楽しみに!)

第2回目を振り返って
・お金をかけずに、最小限の力で最大のパフォーマンスを発揮できるか、という思考を持つことで、リノベの可能性が広がることを学びました。
・グラフィック一つで、周りへの影響力が大きく変わることがわかりました。今後、何かのプロジェクトを進めるときは、まず最初に取り掛かりたいと思います。
・リノベーションにおいて、既存物件のお気に入りのポイント「推し」を持っておくことは設計する上でのヒントにもなるので、非常に大切な視点だと思いました。

では、今回の講義内容を少しだけご紹介します。


1.0円リノベ –使い方を変える–


社会が複雑化している現代社会において、小さく初めて大きく育てるという考え方が必要です。使い方を工夫するだけで、大きな成果につながることがあります。
以下はそんな0円リノベの事例です。

◆事例①@カマタ:SOKOプロジェクト

もともとは町工場の空き倉庫だった場所を展示スペースとして期間限定的にリノベした事例です。クリエイターのための工房・シェアオフィスを作り、地元の人とコラボできるような取り組みです。
リノベで何とかしようとすると莫大な資金が必要になるのが従来の考え方ですが、このプロジェクトではお金をほぼかけずに倉庫がギャラリー空間に生まれ変わりました。その際青森県立美術館とコラボすることで、有名となり、様々なつながりが生まれるなど、大きな波及効果を生み出しました。

◆事例②ギャラリー南製作所

こちらも町工場のリノベ事例で、所有者の方が高齢となり空ける予定でしたが、所有者の娘さんが「せっかくだから使いたい」とのことで、リノベ活用した事例です。
町工場の機械を中から出しただけで、何も手を加えていません。現在はイベントスペースやギャラリースペースとして活用されています。

上記の2つの事例から分かるように、場の使い方を変えたり工夫するだけでできることはたくさんあります

2.最小限で最大の効果を上げるお金の使い方


先ほどの事例の中で、先生から1つ投げかけがありました。
「もし、1つだけお金をかけられるならどこにお金を使うか」
これに対して、ゼミ生から、「広告にお金を使う」、「電気や水道にお金を使う」といった回答がありました。
ところが、正解は…

※この記事はゼミ生向けに発信している記事のダイジェスト版となっております。
全文は連ゼミ生限定のみ閲覧可能でございます。全文をご覧になりたい方は、ぜひ連ゼミ受講をご検討ください。

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