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活動報告2024.2

日本を5年間歩いて縦断したこともある、ロン毛ひげメガネで1児のパパ協力隊の金澤一成です。
さっそくチャレンジする場を与えていただきました。
そんなことも含めながら報告させていただきます。


1.ハンドドリップコーヒー提供

私たちが運営している飲食店「チャレンジキッチンENgaWA」にて毎週土曜日にハンドドリップコーヒーを提供させていただきました。
そのうち2回は近隣でイベントがあったため、住民の方以外にもお越しいただけました。
使用しているコーヒー豆は、横瀬で焙煎をしている
「Mo_tor Coffee(モトールコーヒー)」さん。
口当たりが柔らかく、苦みよりも甘みをより感じられる。
ふわりと優しくて気持ちの落ち着くコーヒーを目指して淹れています。
そんな私、前職は東京都や神奈川県でコーヒー専門店やカフェにて勤めておりました。
コーヒー大好きなのです!

コーヒー淹れます!

3月からは、月に2回のみコーヒーはやらせていただきます。
「ハツコイ シジャン」という新しい屋号の元、
韓国ストリートフード×コーヒーで頑張りますのでぜひお越しくださいませ。

シジャンとは”市場”

3月8日(金)、9日(土) 11:00~16:00

2.メープル収穫

前回少し触れました、メープルシロップの原料である
「メープルウォーター」のお話です。
ENgaWAで昨年度から収穫することとなったメープルウォーター。
名産地であるカナダでは、古くから滋養飲料として用いられてきたといいます。
カエデの木は必要とする大地のミネラルや様々な生物活性化合物を含む水分を吸い上げ、それらがそのまま樹液として出てきます。
味はほんのり甘い水といったところです。
糖度で言うと、1.5~3度ほど。ココナッツウォーターよりもカロリーが低くひそかな人気もあるとか。

前回は収穫するところまでご紹介させていただきました。
今回はその結果、、、総収穫量約1トン!
秩父全体で約3トンだったそうなので、チームENgaWAなかなか頑張ったかと思います。
因みに昨年度は収穫場所が今年度の半分でしたが1トンの収穫。
やはり今年度は全体的に収量が大きく落ちたと聞いています。

1本20リットルのタンクは滑車で上にあげる場所もあります
車が悲鳴を上げます
雪が降っても確認をしに行きました
自然の冷蔵保管場所は最高です
あけた穴は来年の為に塞ぎます
薬で悪いものに感染しないようにします
作業風景

 さて、原料はどうするのかというと、秩父市にある「MAPLE BASE」という加工施設に買い取っていただきます。
各地から集まった樹液が秩父・横瀬産メープルシロップになります。
あんなに苦労したのだからこの価格でもしょうがない。
いや、安い、とも生産者の立場としては思ってしまいます。
気になる方は購入してみてください。
ENgaWAからも購入可能です!

煮詰める特殊な機械
薪で火を入れる為、調整は職人技
シロップになる途中

秩父市の組合の方々は様々な工夫をされていて、しかもとても過酷な場所で収穫しています。来年度はお勉強させてもらいながら、横瀬のメープル収穫をより分かりやすく、やりやすく、体験ツアーなんかも取り入れながら行えたらと構想しています。

3.JYUEKI BREW

月に一度のイベント「集マルシェ」
2月は「あしがくぼマルシェ」という事で、
道の駅あしがくぼの上、芦ヶ久保駅の目の前に位置する休憩施設「A_Sta.Ba(アスタバ)」にて行いました。
その時に、新鮮なカエデの樹液を100%使用して、水出しコーヒーのように時間をかけて抽出したアイスコーヒーを「樹液ブリュー」という名前で提供させていただきました。
寒い時期限定のアイスコーヒーということですね。

ほんのりと甘みを感じられる、上手く調和したコーヒーに仕上がりまして、これが思いのほか大好評でした。自らデザインしたカップシールも評価していただけて嬉しく思います。

検証中
寒さ、カエデとコーヒー、ENgaWA、すべて盛り込んだスタイリッシュなデザイン

今後地域の方に多く試していただき、素晴らしい資源がある事を更にアピールしていけたらと可能性をバチバチに感じております。
商品化するべく努力することが1つの目標となりました。

終わりに

全国の協力隊員が参加できる研修やイベントなど、生の声を聞ける環境が多くあります。
そういった場に積極的に参加をし、自らの活動を常にアップデートしていこうと考えています。
自分自身がやりたい(起業・事業化したい)こと。
この地域で求められていること。
求められていないかもしれないけれど、価値を感じて進めていきたいこと。
、、、絶賛模索中です。

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