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働きながら税理士試験〜受験歴④

修士論文を書き始めたR3.8から大学院を卒業したR4.3まで、税理士試験の勉強からは遠ざかっていました。
1月の頭に修士論文を提出してから、時間的にはゆとりがありましたが、1月は何を思ったのかFP検定2級を受けたりしていて(合格しました💮)、
その後も確定申告やらなんやらで仕事が忙しくなり、
やっと重い腰をあげて勉強し始めたのが、R4.4ごろでした。
そんな6年目のテーマは「無駄にがんばらない」。
今回は、無事、税理士試験を終えることのできた、6年目のお話です。

◆R4(6年目)
6年目のテーマだった「無駄にがんばらない」。
それまでの3回の税理士試験を通じて、自分の勉強方法にたくさんの無駄があったと感じていました。
3回目のときは、たくさん時間を使って勉強したのは事実ですが、本当にちゃんと意味のある時間の使い方ができていた、とは言えなかったと思います。

例えば、理論を暗記するためのノートを作り始めたり、計算のノートを作り始めたり、
同じ講義の動画を2回見たり、
色んな模試を受けすぎて、全部中途半端になったり、
理論を紙に書いて覚えた気になったり…

そんなことをしているぐらいだったら、
トレーニングを何度もやったり、理論をちゃんと覚えることに時間を使えばよかった。
同じ答練をミスなく解けるようにすることに時間を当てればよかった。
そんな反省がありました。

毎日の仕事に疲れながらも、自分を保ちながら勉強するのが大変で、
どうしても楽なことから始めて、勉強時間が長ければ満足していたんだと思います。

何時間勉強したか、じゃなくて、
どれだけ間違えずに計算が解けるようになったか、
どれだけ計算過程が瞬時に思い浮かべられるようになったか、
どれだけ理論が覚えられているか、
当たり前のことですが、
それが大事だと反省していました。

そんな反省を踏まえて、「無駄にがんばらない」。
とにかく効率重視でやる、と誓いました。

最初に法人税を勉強した年から2年間経っていっため、この2年間の間に改正がいくつかありました。
そのため、改正論点がどこだか把握するためにも、全ての論点がまとまっているテキストが欲しかったので、TACのレギュラーコースを申し込みました。

2年前のテキストと、新しいテキストを見比べながら、内容を確認し、改正がありそうだなと思ったところや、まだよく理解できていないな、というところだけ、通信の動画を見ました。
このやり方はとっても良かったと思います。

テキストの例題を解けるように、答えを隠しながら、解いてみるというのを一通りやった後、
テキストの確認が1冊終わるごとに、トレーニングを解きました。
トレーニングは、一度解いて出来なかった問題に印をつけて、出来なかった問題だけを2回、3回と解きました。

答練は、通信で受けていたものの、全く予備校に提出せずに、
理論は全部口頭で言えるか確認して、出来なかったらブツブツ言う、というのを繰り返し、
計算は一度時間を測って解いてみたあと、何度も解答を見ながら、書かずにブツブツ言ってやっていました。
頭の中で解けば(解き方を再現する感じ)、時間がかなり節約できます。

そんな効率重視で勉強し、
頑張らないとはいえ、直前の2週間は休める日は有給を取らせてもらい、一日15時間ぐらいは勉強してたと思いますが(本番3日前に一日片耳が聞こえなくなりました)、
無事に法人税法に合格することができました。

自己採点だとボーダーライン+4点ぐらいでした。
合格はしましたが、ギリギリだと思います。

合格発表まで、こんな感じで、それまでの試験結果に「合格令04」と書き込んで、携帯の待受にしていました。

願いを込めて…


長くなりましたが、以上が私の6年間の受験歴です。
書きませんでしたが、この6年間、税理士試験を続けるにあたって、色々な人が支えてくれていました。私が気づいていないところで、気遣ってくれた人もいたと思います。支えてくれた周りの人達のおかげだということを、これからも忘れないようにしたいです。

ありがとうございます!!!


要領の悪い私の経験が、役に立つかわかりませんが、
ほんの少しでも、頑張っている誰かの参考になったら、と思って書き始めました。
お読みいただき、ありがとうございます♪

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