『適職の結論』を読んで

自分軸を持て!

内容を簡潔に

「自分の強み」は誰にでも持っている。それは自分の中に答えがある。その強みから、自分軸を可視化していく。

仕事をする際には、「何をどれだけ」と追い続けることで、実力をつけていくことができる。仕事の課題を小さく分解し、目標達成までの道のりを「可視化」すれば、「何をどれだけ」すればいいかを割り出すことができる。そうすることで、自分なりの「仕事のスタイル」が確立される。

転職をするにしても、否定的な理由ではうまくいかない。転職の動機、実績にまつわるストーリー、自分の意欲を採用者に示す必要がある。「自分にはこんなことができる」ということをアピールする必要もある。

読んで思ったこと

仕事をするにあたって、自分の持っている軸を明確にしておかないといけないことが分かりました。誰にでも強みがあり、そこから軸を作ることができるのかなと思っています。私の場合は、人の話を最後まで聴くことができる、言葉にできないことを察知して対応する、といったことが強みになるのかなと考えています。もっと具体的なものがいいのかもしれないですが、今のところ言葉にするのは難しいです。

今の職場で続けるにしても、転職するにしても、自分の仕事のスタイルを確立しておくことが大切になるのだと思いました。そのためには時間をかける必要はあるみたいです。私は保育士としてのキャリアは始まったばかりなので、保育士としての働き方を考える時期になるのかなと考えます。強みはありますが、どのように活かすのがいいのかがまだ分からない状態です。

転職は自分の強みが無いとうまくいかないので、転職するなら実力をつけてからにするべきなのだと思いました。

私の転職に失敗したことについて

私自身、保育士を辞めて他の職場に行こうと試みました。2社受けましたがどちらも失敗しています。

1社目は、自分軸を明確にできなかったのでそのことを面接でアピールできなかったので不採用でした。あと、面接が始まって数分で「最初から採用するつもりはなさそうだな」という雰囲気をつかんだので、途中からやる気を失ったというのもあります。

2社目は、面接を受ける前に正確性を測るテストがありました。そこでエラーを大量発生させたので、面接を受ける前に不採用となりました。答え方が分からないところがあったので、自分なりに対処したつもりです。それでもミス多いなという印象は試験後に思いました。

どちらの場合でも、自分の強みを活かせなかったのが失敗の理由になるのかなと考察します。とはいえ、転職の理由が「仕事を辞めたい」という否定的なものでしたので、うまくいかないのも今となれば分かります。体調を崩して休職しており、その期間に新しい仕事を見つけようと考えていました。自分の強みを活かせていない以上うまくいくわけがないですね。

ちなみに…

私は現在、保育士として勤務していますが、一応、前職があります。大学の卒業と同時に保育士になれなかったのです。大学卒業時点で資格がなかったためです。契約社員(?)として仕事をしながら資格を取り、保育士になった経緯があります。保育士の採用試験の時は、自分の強みを活かせたのだろうと思っています。その時の資料から自分の強みを再確認したいのですが、採用が決まった時に「もう使わないから」と思って捨てました。やってしまった…

最後に

自分の強みが分からないと、仕事をする中での立ち位置が見えないのだということが分かります。この類の本だと、数字で結果が見える職種が具体例として扱われることが多いです。とはいえ、保育士として働く私には活用できない訳ではないです。自分の強みを見つけること、それを活かすこと、そのために必要な考え方がまとめられています。

活かせるかは私次第です。


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