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医学部で推薦を受けるメリット【地域枠推薦の対策その1】

私は今年、地域枠の推薦で国立大学医学部医学科に合格しました。

普段は、主に勉強法やそれを形作るマインドについての記事を書いています。

noteで、私が皆さんの役に立てる記事はなんだろう…?と考えてみたときに、なかなか情報を集めにくい、医学部の推薦入試(地域枠)について書いてみることにしました。

あくまで私の経験談をベースにしていますので、大学によっては変わってくる部分もあると思います。

私の記事の中で、参考になる部分はエッセンスとして取り入れてもらえたら嬉しいです😊

今日は、「医学部で推薦を受けるメリット」について書いてみます。

上の記事でも書きましたが、

医学部志望者が最終的に達したいレベルは、
「問題の意味を正確に理解し、最後まで論理的に解答を記述できる。または、合格基準に達するまでの部分まで論理的に正しく書けている。」

このためには、基本知識を徹底しながら、質の良い演習をこなしていく必要があります。

これをこなすには、長い時間をかけることが必要です。

勉強習慣をつけること、基本から応用へと知識を積み重ねていくこと、その過程でアウトプットを繰り返すことは、すぐにできるようにはならないからです。

人によりますが、私が現役時代通っていた塾の先生は、医学部合格には4000時間の受験勉強が必要だとおっしゃっていました。(あくまで個人差があります。)

これは学校の勉強時間ではなく、個々のレベルにあわせた受験勉強を行う時間のことです。

1年は365日なので、1年前から受験勉強を始めるとしたら、4000÷365=10.9589…で、1日あたり11時間勉強しなくてはなりません。

何度も言いますが、11時間というのは受験勉強の時間です。

学校の定期テスト勉強で、課題を仕上げる時間や、受験に必要のない科目を暗記する時間は含まれません。

現役生からすれば、純粋な受験勉強で1日11時間取るのは不可能な部分もあります。

そんな中で医学部に合格するには、

①早くから受験勉強を始める(1年前、少なくとも高3の夏頃にはインプットを終わらせておく)

②受験するチャンスを増やす

この2つが考えられます。

今回、医学部の地域枠は②の方に当てはまるでしょう。

もちろん、地域枠には様々な制約があり、その制度に反対する人もいます。

しかしながら、「合格可能性を高める」という視点から考えれば、地域枠の受験でチャンスが増えるのは、大きなメリットとなるのです。

医学部受験は簡単に受かることはできません。

私より模試の成績が良くても、不合格の人を見てきました。

全て運というわけではありませんし、運を実力で凌駕できるくらいの努力を継続することは不可欠ですが、もし本当に「医学部へ行きたい」という思いがあるのなら、地域枠受験の選択肢を視野にいれてみるのも良いのではないでしょうか。

長くなってしまいましたね…最後まで読んでいただいてありがとうございました😊

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