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ここにいる浪人生のうち、医学部に行けるのは3分の1だけです

タイトルは、春に、予備校の先生がおっしゃった言葉です。
「今言うのもタイミングが良くないかもですが…」といった前置きの後、おっしゃりました。

改めて、医学部受験は厳しい世界だな、と感じました。

同時に、自分は3分の1に入れるほどの努力ができているのだろうか、とも感じました。

私の持論としては、努力、頑張りといったものは、人と比べるものではありません。多いから良いという訳でもありません。

しかしながら、受験の世界では、「学力」といったもの差しで、人と比べられてしまいます。

この「学力」に達するための、ある程度の努力量の目安はあり、そこに向けて勉強を進めていくわけです。(ここに必要な努力量は、もちろん人によって違うわけですが、ある程度の学習量を越えたら理解できる目安はあると思います。)

医学部志望者が最終的に達したいレベルは、
「問題の意味を正確に理解し、最後まで論理的に解答を記述できる。または、合格基準に達するまでの部分まで論理的に正しく書けている。」

このためには、基礎の徹底と、レベルに応じた演習、点が貰える論理的な記述の仕方を学ぶ必要があります。

それに加えて、医学部を志望するのであれば、典型的な難問に触れ、「解けなければならない」問題を確実にとれる練習をすることが不可欠です。

しかし、解く問題がどんなに難しくなっても、常にそばにあるのは、数学の基本事項が書かれた参考書でした。

演習で詰まれば、何度も基本に戻る。

このサイクルを自分の中で感覚として掴めるようになるのが大切です。


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