アニメや小説みたいな夢の話

今日も面白い夢を見たので記録メモ

1.設定(前提)
私・友人(一般人・女・私の事情を知っている)旅行でホテルに宿泊する。そこには少し交流のあったイケメン俳優(人間に化けた悪魔)と再開する。
イケメンにはメンヘラストーカーが居る。
私は特殊な危険察知・除霊などのオカルト的能力がある。
メンヘラストーカーも特殊能力があり、人を吸収してその人間の能力を取り込む・取り込んだ人間を操る能力がある

物語は私とイケメン俳優の再開から始まる。イケメンにキャーキャー言う友人を抑えながら少しお話+連絡先を交換して解散。相手もオフだったらしく、無理やりついてきたマネージャーと友人らしき男(こいつも悪魔)もいた。
受付を済ませ部屋に行こうとしたが、悪意のある視線に気づきちらりとそちらを見る。すると明らかにこちらを睨んでいる可愛らしい女性が。
何故?と思い首をかしげるが、その視線はイケメンと話をした後からだと閃き(ストーカー?やばいな)と戦慄する。瞬間、
未來視が起こる。それは睨んでいる女性が部屋にやってきて、恐ろしい形相で詰め寄ってくるのだ。
女はわめき散らし持っていた包丁を振り回す。取り押さえることは出来たが、その瞬間、黒い靄が辺りを覆いだした。
友人が自分を呼ぶ声にはっとする。背中に冷や汗が伝い、手が震える。未来を見た時特有の悪寒に身を震わせながら女性の方をちらりと見ると、まだこちらを睨んでいた。
交換した連絡先に「ストーカー被害遭ってたりする?」と聞くと「うん」と返事が。
「そのストーカーの被害に遭うから何とかしてくれ」と言うものらりくらりとかわされ溜息。
仕方なしに友人に事情を話し扉を開けないよう強く言い聞かせる。そして夜。
未来で見た通り女性がやってくる。部屋のドアを最初はゆっくりとノックしていたが、段々と激しくなり、奇声を上げだした。
奇声を上げた女性は息を切らし何処かへ消えていった。その様子を見て本格的にまずいと思った私はイケメンに連絡し説得を始める。
が、友人、頭のネジが飛んでいて女性に近付いてしまう。なんとか説得して振り返った私の前から友人は消えており、次の瞬間、友人が女性に飲み込まれ、支配下に置かれたことを察する(正確には『もうここに戻ってくるのは友人ではない』という危機察知)。そして数分後、イケメン俳優sが登場し、部屋で作戦会議を行うが、友人が戻ってくる。
マネージャーが扉を開こうとするが必死に止める。理解していないマネージャーを静止していると友人が暴れ始めた。
その異常性にようやくおかしいと気づいたマネージャー。ここは危険だとイケメンの友人がホテルの窓を割りそこから脱出する。
イケメンが運転する車で逃亡を図るが、嫌な予感は消えない。そして『全員一緒に居て捕まってしまうともう戻れない』と何となく感じた私は
「バラバラに移動しよう」
と提案する。マネージャーは難色を示したが何とか説き伏せる。
するとイケメンが「お前、何も持ってきてないだろ?」とお金を渡してくる。その金額に遠慮するものの「何かあったら遅い」と無理やり渡される。
イケメン・マネージャー組、友人と私は1人で行動。
私は特殊能力である封印を行う為に準備をする。深夜、神社で軽く身を清め、精神を浄化する。ギリギリ開いていた服屋で白いTシャツと緋色のスカートを購入し着替える(緋色なのは巫女服から。調べたら女神であり、太陽神でもある天照大神を象徴する色って説があるらしい。)と、女がいるだろうホテルに戻る。
ホテルに戻り、女の部屋へ行くと扉が開いていた。奥には女が降り、私に気づくと睨みつけてきた。
私は能力を使い彼女の身動きを封じ、その力の源(私の力では先天的なものは封印できないが、後天的なものは出来る。直感で後天的に手に入れた力だと気づき封印を試みてる)をあと一歩で封じれる、その時。
ホテルが揺れる。まるで大地震のような揺れに動くことも力を使うことも出来ず彼女の拘束を解いてしまう。
ホテルに亀裂が走り私が居る所が崩れ落ちていく。落ちながら見たのは宙に浮いてにやにやと笑うイケメンの友人の姿が。
悪魔が『面白い』と言う理由で邪魔してきたと気づき私がブチ切れ。
意地で彼女を再度拘束し、留まっていた封印の力を発動させる。
発動させた瞬間、彼女から黒い靄が解き放たれ、悲鳴が上がる。
それは老若男女、大勢の悲鳴だ。彼女に取り込まれてきた人間の悲鳴だろう。
その多くが靄から時は慣れたが、その目には生気がない。精神的にもう壊れてしまっているのだろう。
それを見ながら私はやりきったことに満足し、邪魔してきた悪魔に中指を立てて意識を失う。

ここから妄想
設定的にイケメン俳優と仲良しなので、きっと何かいい事してあげたんじゃね?ってことで。
この俳優悪魔は人間界に来た頃、老人に出会う。その老人が落としたリンゴを気まぐれに拾ってやり、その対価としてリンゴを貰う。そして今まで人間の恐怖の感情や魂しか味がしなかった悪魔が『リンゴ』の味を知り、それに執着する。しかし『対価』ではないものは味がせず、苦悩する。
それから月日はすぎ、私と悪魔は出会う。私は初見で彼が人間電はない事を気づき、なぜこんなにつまらなさそうなのにこの世界にこだわっているのだろう?と純粋な好奇心を抱く。そして基本単純な私は「何か美味しいもの食べたら変わるかも?」と閃く。しかし直感で「ただで上げてもきっと味がしない。」「彼は……悪魔?そんな感じよね?なら対価とかどうだろ?」みたいな感じで目の前でペンを落とす。
「すみませーん、拾ってもらえます?」
ニコニコと笑う私。怪訝そうな悪魔。悪魔は不機嫌そうにこちらにペンを投げ渡してきた。
「有難うございます。これお礼」
そう言って手元にあったシュークリームを手渡し「美味しいんで食べてみて下さい」と続ける。悪魔は溜息を吐いて返してくるが「きっと味しますよ」と言うと驚いた顔をした後シュークリームもぐもぐ。味する!美味しい!
それを何回か続けて事情を聴くと上の話が出てくる。それ、うちの祖母ちゃんだ!みたいな。
この悪魔、もう一度リンゴを味わいたくて祖母の前に来たが、その時は対価ではなかったので味がしなかった。それに怒った悪魔はもう祖母の前に現れなくなった。
そのことに祖母は「悪い事をしたわぁ」みたいな感じだったんだけど、私は感覚的に理解出来てたのでなら私があった時にばーちゃんの代わりにしてしてやろう!みたいな感じ。基本バカ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?