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後悔についての持論

(後悔の対義語は満足ではなく納得とする)

後悔できる人は以下の3つのうちのどれか1つ以上に当てはまる。
①ある程度未来予測ができ、戦略性が高い
②たらればを真に受ける
③後悔する対象・話題にかんして、事実や原理よりも重視している信念がある

①最も妥当な有力候補を絞る、確率的な捉え方。しかし、現に起こっていないという意味ではただの妄想である。
②「もし私が〜だったら」想定しているときのその人や想定されたその人はキメラか。
③サバイバーズギルトやエモ、感傷、美化、無念のようなものもこれに関係する。信念≒美的価値観。
①の賢さと②の愚かさはときに表裏一体なのがアツい。

逆に言えば、後悔しない人とは、
人間ができる比較や予測の精度の低さ、不確実性を身も蓋もないほどに自覚し、今に集中している人。と言えるのではないか?
確かめようのないことを、考えるにしても決定したり願望を優先させたりしない。
選ばなかった選択肢を選んだ場合のことについて、知ることができないとわかっている。過大評価も過小評価もしない。葡萄が酸っぱいとも、魚が大きいとも決めつけないで余白を残しておける。


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