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【日本の英語教育がゴミというのは嘘】

※この記事はコーヒー片手に飲み終わるころに読み終わります

皆さんこんにちは。最近はすこし涼しい日が続いていますね。

さて今回は、

【日本の英語教育がゴミというのは嘘】

についてお話しします!
※本記事は日本の英語教育について筆者の考えを述べています、英語教育を否定するものではありません。

【筆者について】
中学入学後、2年で帰国子女クラスに編入。
英語の魅力と学習について日々研究しています。


日本の英語教育がゴミという人

一部の人や学生は、日本の英語教育がゴミだから!なんていう事をたまに口にします。また、ネットでもたまに見かけます。
これは、日本人の英語力・英語への関心が低い事も原因。つまり、教育だけでなく学習者にも原因がある場合があります。

→一概に日本の英語教育が悪いとは言えないのです。


そもそも日本の英語教育がダメなのか?ゴミと言う人々の意見。

まず、日本の英語教育がゴミだと言われる理由が3つあります。

①日本人の平均英語レベルが世界的に見て低い。→教育のせいにしている。
②カリキュラムが悪い
③教員の英語レベルと英語に対する価値観

をたっぷり説明していきます!


①日本人の平均英語レベルが世界的に見て低い


確かに、世界・地域113カ国中、日本は87位で、世界的に低いという事がわかります。
                                                                  (参考:EF
TOEICなどの資格など見ても、同じような結果です。

こうして日本人の英語レベルが低い→教育が悪い
と言われてしまうのです。


②カリキュラムが悪い

文部科学省外国語中学校学習指導要領

 
第1目標  
外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ,外国語 による聞くこと,読むこと,話すこと,書くことの言語活動を通して,簡単 な情報や考えなどを理解したり表現したり伝え合ったりするコミュニケー ションを図る資質・能力を次のとおり育成することを目指す。

文部科学省外国語中学校学習指導要領より抜粋

文部科学省の目標は、中学生が4技能を通じて表現したりコミュニケーションを図る資質、能力を育成することが目的の様ですね。

Listening  はっきりと話されれば,日常的な話題について,必要な情報を聞き取る ことができるようにする。
Reading         日常的な話題について,簡単な語句や文で書かれたものから必要な情報 を読み取ることができるようにする。
Speaking     関心のある事柄について,簡単な語句や文を用いて即興で伝え合うこと ができるようにする。
Writing      関心のある事柄について,簡単な語句や文を用いて正確に書くことがで きるようにする。

文部科学省外国語中学校学習指導要領より抜粋

要約すると、「日常的な話題や関心のある事柄については、はっきり話されれば理解し表現することができる
という事を中心に指導されています。

カリキュラムについては、学校ごとに大きく異なります。

私のいる学校では、英語が数科目あり、歌や映画を活用してリアルな英語を聴きとり、生徒が飽きないように英語の基盤づくりができるカリキュラムになっています。また、常勤のネイティブの先生がいて、いつでも英語に触れられる環境になっています。

また他の学校の友達から聞いた話では、教科書を使用し、リスニングやグループワークに力を入れていて、ネイティブの先生は週1ー2回だけしか来ないけど、友達と英語でよく話す授業をする。また実際に使用する場面を大切にしているとも言っていました。

そもそも文部科学省が指定している授業内容・カリキュラムというものは存在していないので、一概にカリキュラムのせいとは言えません。


③教員の英語レベルと英語に対する価値観

数年前までは確かに、中学英語教師のうちB2(英検準1級以上)レベル以上の者は36%程度でしたので、理由としてあったかもしれませんが、今は指導上問題ない英語力でしょう。

こちらをご覧ください。

注目!
公立中学英語教師 英語外部試験によりB2以上の資格保持者 約45%

令和5年度公立中学校における英語教育実施状況調査

これを見るとわかりますが、英語教師の2人に1人は、英語外部試験でB2以上(英検準1級レベル以上)という結果になります。

しかし、2018年度に比べると上がっていて、データを見ると今後も少しずつ上がっていくような気がします。

公立英語教師の英語レベルは「高い」という位置づけだと思われます。


日本の英語教育がゴミというのは嘘!ただし…..


私の意見は

日本の英語教育がゴミというのは嘘!
英語の基盤を作る意味では、アジア圏で見てもとても良い。
しかし、不足しているものがある
。」
                       です!

先日、海外に行ったときに、ある国(ネイティブではない)の学生が、
He don't study! He don't study! と言っていました。
そこで先生が「今の文章違ったのわかる?」
と聞いても、その学生は間違えた事の気づいていませんでした。

しかし、日本人の私たちからしてみてば、かなり気を遣う文法ですので、ほとんど間違えることはないと思います。

このように、日本の英語教育(教科書を使用したり文法テストをする教育)は役立つ場面であるといえます。


ある不足している物とは?


それは、「瞬発力」です!

では私流の、具体的に「瞬発力を上げるトレーニング」をお伝えします。


瞬発力を上げるトレーニング

1.オンライン英会話

DMM英会話は、毎日、インターネットで日本人やネイティブの講師とマンツーマンで25~30分英会話ができるサービスです。

日頃から話す・聞くを行えると、私も実感しましたがとんでもなく成長していきます。

オンライン英会話は、私が英語を好きになった理由です。


2.瞬間英作文練習

その日に暗記学習した単語を使用して、パっと短文を作ってみたり、以下の本を使用したりして、寝る前に1ページはやる習慣をつけましょう。



3.独り言

何かなくしものをして見つかった時に、「あった!」ではなく、
「I found it !」などの簡単な文作成にトライしてみましょう!


ご一読ありがとうございました!

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