【実録】私が見たリアルな従業員トラブル
こんにちは。
名古屋丸の内の女性社労士、もちづきです🌸
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さて、本日は
【実録】私が見たリアルな従業員トラブル
をご紹介します。
社労士開業予定の方は、
「労務トラブルって、実際どういうことが起きるだろう…」
経営者の方、今後創業する方は、
「従業員とのトラブルってどういうことがあるのかな…」
と、なかなかイメージがつかないですよね。
今回は、私が体験したトラブルを厳選してご紹介します。
「そんなことあるのか…?」
「いや、うちの会社は大丈夫」
と思っていても、同じことが起こるかもしれません。
①入社初日午後逃走事件
こちらは、よくニュースやネットでも話題になるようなものです。
午前の入社説明が終了し、午後開始すると、新入社員の姿がありませんでした。
どこを探しても。
連絡もつかない。
制服他貸与物もそのまま持って行ってしまったので、返却交渉が大変でした。
ちなみに、貸与物は返ってきませんでした。
入社後姿が消えるのは、あるあるですね。
②入社翌日仕事しない宣言事件
こちらは、入社初日は問題無かったのですが、翌日から「仕事しません」と宣言し、仕事を拒否した事件です。
実は、一定数こういった新入社員の方はいます。
入社理由は働くためではありません。
和解金目的です。
どういうことかというと、ご存じのとおり、日本では基本解雇はできません。
従業員に納得していただいた上で退職を選択いただく。
これが一番トラブルが無い、円満解決です。
そのために、1~2ヶ月の給与を退職予定の従業員にお渡しすることがあります。
その理由は、1~2ヶ月分の生活費等を渡し、転職活動をしてもらうためです。
トラブルになり裁判になると、もっと多くのお金を会社は払わないといけない可能性も出てきます。
入社してすぐ退職トラブルになる場合は、和解金としてこのくらいのお金が出ていくことも少なくありません。
こういったお金を目当てに入社してくる方は、実際います。
解雇されないことを分かっているからです。
③先輩宅で朝まで説教事件
こちらは、いわゆるパワハラ系の事件です。
この会社では、社内のコミュニケーション方法でビジネスチャットを使用していました。
チャットワークやスラックをお使いの方はご存じだと思いますが、絵文字やスタンプを利用しますよね。
「ありがとうございます😊」
「助かりました🙌」
のように語尾に絵文字を付けたり、スタンプだけを送ることも多いです。
その会社でも、厳格な決まりはないものの、プライベートのように頻繁に使用しなければ社内のコミュニケーションで絵文字を使うことはOKにしていました。
ある日、1人の社員が先輩に絵文字を使って文章を送りました。
「😊」←この絵文字は汎用性が高いので、よく使用されますよね。
私もよく使います。
この😊絵文字を二度連続で送られた先輩は激怒。
仕事終了後に後輩を呼び出し自宅へ連行。
その後、早朝近くまで怒鳴りっぱなしだったそうです。
理由は、
「😊絵文字しか使われたことがない。
どうせ自分に送る絵文字はめんどくさいから、😊だけでいいと思っているんでしょ」
ということでした。
いかがでしたか?
ほんの一部となりますが、私が実際に目にした従業員トラブルをご紹介しました。
創業初期は知り合いに働いてもらったり、気心知れた知人を会社に呼ぶことが多く、わき合い合いとした雰囲気で仕事をできると思います。
成長期、一般的な採用活動を経て入社してくる場合は、こういったトラブルが発生する可能性は0ではありません。
「うちは大丈夫」と過信せず、今のうちから「こういうこともあるかもしれない…」とリスクヘッジしておくことで、トラブルを未然に防ぐ、起きても早急に解決することができます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました🌸
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