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【労務管理IT化】離職率0%達成事例から学んだこと

こんにちは、労務楽々アシストマスター
名古屋の女性社会保険労務士もちづきです🌸

我が家の大掃除、終わりました~
明日最終日はゆっくりしようと思います!
年始VIVANTの一挙放送を楽しみにしています。
放送当時完全に乗り遅れて全く観ていなかったので…
公安とか警察物が好きなので、ワクワクしています。


さて、今日は

【労務管理IT化】離職率0%達成事例から学んだこと

について投稿します。

こちら、介護労働安定センターのHPで紹介されていた事例です。
相談事例が沢山載っていて、とても勉強になるので良くみています。

たまたま昨日見ていたら、離職率0%達成事例を読み、驚きました。
日頃労務管理IT化を謳っていますが、離職率0%に繋がる成果もしっかり出ているんだ!と改めて実感しました。

それではご紹介します。



✅取組会社、背景

今回離職率0%を達成した会社は、従業員数20人未満の介護事業者です。
人材不足、スタッフの高齢化により、幅広い人材の募集が急務となっていました。
同時にこの地域では、若者は職が無く、働きたくても働けない現状がありました。
そこに着目し、「はじめから介護職を希望する数少ない人材」から応募されることを考えるより、今は介護職を希望していない層を、「介護職やってみようかな」と検討する人口を増やすことが地域貢献と思い、会社としても若者からの応募を増やしたいと考え、様々な策を講じました。


✅取り組んだIT化

・FAXをPCから送れるようにし、書類もクラウドで保存、ペーパーレスを行った

・施設利用者との記録、職員同士のコミュニケーションも仕事用コミュニケーション用SNSを利用

・朝礼でもコミュニケーション用SNSを利用

・直行直帰を基本とし、出退勤用アプリを利用

介護労働安定センターHPから抜粋

✅効果

・出退勤や残業申請の勤怠管理、訪問記録をアプリから管理できるようになったため、以前は事務所へ帰って勤怠簿を提出していた時間を、自宅からの待機や空き時間に行えるようになり時間短縮

・勤怠を全てデータ化、残業時間の状況把握や見直し、売上と人員における労働時間の対比が可能になり、経営分析ができるようになった

介護労働安定センターHPから抜粋

✅事例から学んだこと、感想

この介護事業者はIT化以外にも給与体系の見直しなどの策も講じ、続けていくことで、未経験で入社した介護職員6名の離職率は3年間0%になりました。
すごいですよね…

一番の学ぶべきことは、地道な取り組みを続けてきたことだと思います。

IT化の面から見ると、やはり勤怠管理にかかる時間と手間の削減。
反対に、データ化したことによる経営分析時間の増加。
この影響が大きいのかな、と事例を読んでいて思いました。

毎回勤怠は事業所に戻って記録していたようなので、これがアプリ一つでできてそのまま直帰できるのはありがたいですよね。
今までは勤怠漏れや記入間違いもあったそうですが、それも改善されたそうです。

それまでは社員間コミュニケーションも口頭やメモだったと思うので、勤怠漏れや間違いがあった場合、従業員本人が事業所に帰ってくるまで待っていたり、メモや連絡帳でやりとりしていたのではないでしょうか。

そういった部分がコミュニケーション用SNSですぐに確認できたり、アプリ内で自分で勤怠漏れを修正できるようになり、管理、給与計算担当も時間短縮に繋がったと思います。

今まで時間がかかっていた、手間になっていた部分にドンピシャでIT化を進めたことで効果が現れた、素晴らしい事例ですね。
参考になる点が沢山ありました。


今回は、介護労働安定センターHPから労務管理IT化を事例をご紹介しました。
私も引き続き、こちらのHPで勉強していこうと思います!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました🌸




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