感情セッションとその不具合③
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感情セッションの弊害
■脳の炎症を引き起こす
泣いたり怒ったりすると
その後ぐったりしませんか?
実は、ネガティブな感情を感じすぎると
脳が炎症を起こすのです。
・溜まった感情を吐き出す
・泣いてスッキリする
といった通常の日常の感情消化ではなく、
わざわざ過去の記憶をさかのぼり、
まるで今、目の前で起こっているかのような感覚を
何度も感じていると、
脳が炎症し、
扁桃核と呼ばれる
不安や怒りをつかさどる部分が暴走をしだします。
そうすると、
さらにネガティブな感情が湧きやすくなる
という悪循環を引き起こします。
私たちは、完全にこの状態に陥っていました。
そして、そのネガティブな感情を解消するために
また過去の出来事を探し出し
感情を感じるという負のループ…
・朝起きて不安な気持ちになる
・キレやすくなる
自分の身に起きていたことは
まさにこれでした。
■過去にばかり焦点を当てる
感情セッションの弊害としてもう1つ。
脳の性質として
脳は質問をすると答えてくれます。
それは正しいか正しくないかはさておき、
とにかく答えを出そうとするのです。
なので、
「過去にあった嫌な出来事はなんですか?」
と探したら、
記憶を変えてでも嫌な出来事を探してくれます。
感情セッションで
何度も何度もそれをくり返していると
過去のただの出来事に
ネガティブな感情がまとわりつき
『トラウマ化』する可能性もあります。
そうやって、私たちが陥っていた
「過去」にばかり目を向けて
「今」に向き合っていない、現実が良くならない、
といったことが起こってしまいます。
では、どうすればいいかと言うと…↓
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