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パーソナルスペースの測り方を考える

親しくなる前に測る距離は120cm以上。
思慮分別のある人は、これを当たり前に守っているそうです。
そう、これは社会で広く共有されている暗黙の了解になります。

しかし、パーソナルスペースは目に見えないものなので、測り方が難しいです。
その見えない距離を正しく図るにはどうすれば良いか?

参考書などでノウハウを学ぶのも大事ですが、それ以上に大事なのは、子供の頃の人間関係を深掘ることではないか?わたしはそう考えています。

友達の数が多かったとか、そういう広い交友関係もそうですが、何よりその起源となるものは親子関係にあるように思えます。
ちゃんと信頼関係で繋がっていたかどうか。

わたしが思う概ね正しいとされる親子関係とは、「個人が持つ世界観」を尊重すること。(もちろん相対的に力が強い親がそうすべき)

しかしわたしの場合、目に見えない障害を抱える状態プラス、自分中心に生きる親元で育った。(過干渉や他人の悪口など)

そんな、必要以上に距離を詰めるマイナスな面を受け継いだため、わたしも同じようなことを相手に。当然、後に破綻しました。

それを何度も・・もう普通にヤバい奴です。

わたしのような閉鎖的な環境で育った人の多くは、相手によって極端に距離を詰めたり広げたりしがちです。相手が持つ領域の広さやその変化に一切気づくことなく、主観で決めてしまいます。

いまは、それぞれの相手が持つパーソナルスペースの理解に努めています。このときに参考としているのが、視線や表情に声です。

積極的に話すのもそうですが、それ以上に相手の心の動きを観察すること。
こうして、現時点ではどれくらいの距離が相応しいかを決めています。

とはいえ、これはあくまで自分にとっての最適解なので、相手とのズレはあるでしょう。

人間関係はとにかく曖昧で複雑なもの。
今後もそのような、永遠のテーマと向き合い続け、互いにとってより良い時間を過ごせるよう、わたし自身さらなる成長を続けます。

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