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よく泣くのはなぜか?

note巡りをしていると、日常的に泣いている方々がいます。
note以外の現実世界にまで広げると、
とても多くいると思います。

感受性が人より遥かに強い。
やはりこれによるものと言えます。
言い換えれば心のバリアが弱く、ほぼ丸裸の状態です。

ただ現実として、大人が日常的に泣くと印象も評価も下がり続けます。
相手を悪者に見せるし、同情を引こうとしているようにも見えるし、デメリットはほぼ100%です。

だから極力抑えるのでしょう。
知識を集めてある程度のカバーはできると思いますが、例えば会社の上司からミスを責められたとき、瞬時に相手の感情を受け入れてしまう。

怒る相手の感情と傷つく自分の感情が冷静であるはずの思考を占領する。
だから条件反射的に泣いてしまう。

相手の感情を丸ごと受け入れている時点で
他人の目を恐れる・・つまり他人軸です。

自己注目・自己標的バイアス
このワードはつい最近知りました。

他人に同調して自分を否定的に捉える、
さらに常態化すると、丸裸の心は傷でいっぱいに。
皮膚は丈夫でも、心は血やかさぶたにアザといった瀕死の状態です。

わたし自身いまはなくなりましたが、2年ほど前まで夜中に泣く時期がしばらくありました。
普通のことができない自分はクズ、生まれるべきじゃなかった、自分が汚物みたいで気持ち悪い・・こんな罵倒を自分自身に繰り返し浴びせました。

罵倒という手段と使って自分の世界に閉じこもっている。
当然ですが何の解決にもなりませんし、より状態を悪化させました。

人のハラスメントは許さないのに自分自身には平気でやっていた。
それは、刺激には刺激でプラマイゼロになると無意識に信じてたから。

あの当時泣いたのは、よりマイナスになった現実を実感したからだと振り返ります。

溢れそうになったときの対策は、別のことに注意を向ける「注意シフト」というものがあるそうですが、人によって効果はバラつくでしょう。
なぜなら、そうしなきゃと顕在意識(思考)が頑張っても、広大な潜在意識(感情)が自分を動かすのだから。

泣くことそのものは悪ではないです。
ただ、社会というシビアな土地にいる以上、時と場所を選ぶのが自分や誰かの負担にならずに済みます。

あと、そういう気質であることを自分自身が許して周りに理解を求めるのもアリ。
そのかわり、泣いたあとのリカバリーは必ずやること。
個人的には、ここが重要に思えます。

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