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健康診断で知った医療の裏側

きのうの続きです。
受けなくてもいいバリウム検査で下痢と格闘するわたしは、その他の検査についても調べました。(症状は落ち着き始めてます)

胸部X線・腫瘍マーカー(採血)・便潜血なども受けたけど・・ほとんどが無駄だった。
撮影による被曝や注射針の苦痛に、便を管理する気持ち悪さという害を受けてまで協力しても、見落とし率が高く、早期発見は難しいという。

その中の肺がんを見つける胸部X線は、もともと肺結核の早期発見を目的に開始されたそう。(50年以上前、多くの労働者がこの病を発症したため)
それじゃあ、結核を見つけに来たことになるのか?

わたしのような素人が調べてわかったということは、プロの間では常識中の常識。
もちろん、ほとんどの医者はこういう検査を受けません。
そもそも内容が前時代的で非効率だから。

このような事情を知った以上、健診の結果が良くても安心できるわけがありません。
やはり日頃から自分で情報を取りに行き、日常生活に取り入れる予防医療を徹底することが、自分の体を守る最大の理由になる。
わたし自身、そう再認識しました。

でも、健診は原則断れない。
個人事業主であれば別だけど、自分は会社員という立場。だから所属する以上は受けなくてはならない。とりあえず、会社員でいる間は多少の妥協をしつつも、断る権利がある検査はきっぱり断ります。

健康に対する漠然とした不安を現代医療に解消してもらう受け身の姿勢はかえって身を滅ぼすことに。
なので、自分で健康リテラシーを高める努力を今後も続けていきます。




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