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自家焙煎に挑戦してみた

コーヒーが好きだ。
飲みはじめは高校の頃、実家で母が淹れてくれたカフェオレから。
それ以来ずっとお世話になっている。

大学生になり、一人暮らしを始めて自分でコーヒーを淹れるようになった。
それから豆を買うようになった。
コーヒー好きの友人の影響でミルを買った。
さらなるおいしさを求めて細口ポットも買った。

そして今回、満を持して自家焙煎に手を出した。
沼の淵で沈まないようにつま先をチョンチョンしてたところから、思い切り片足突っ込んでしまったような気がする。

とはいえいきなりガチガチの焙煎機を買うわけにもいかない(買えない、財政的に)
ということで、今回はフライパンを使ってみました。

とはいえ右も左も分からないのでネットや動画で「自家焙煎 フライパン」と検索し情報収集。
結果、基本的には煎って冷ませばできちゃう模様。
フライパンは家にあるものを使うことにして、冷ます用の網とバットを追加購入。

そして主役の豆は近くの焙煎所で調達。
店員の優しいお兄さんが自家焙煎向き、とおすすめしてくれたグアテマラを選びました。

ほかほかした気持ちで買い物から帰宅しすぐさま取り掛かる。


生豆、独特な香りがした
これから香ばしくなる豆たち

今回は100g使いました。
それらをフライパンに広げたら、強火にかけてタイマースタート。いざいざ。

定期的に混ぜながら数分、徐々に色がついてきました。
そして7分経過後、「1ハゼ」と呼ばれる豆が弾ける現象を確認。めちゃくちゃテンション上がった。
そしてだんだん良い香りが漂ってきました。

フライパンに放り出された豆たち
時々混ぜながら強火にかける
だんだん色が変わってきた


そして煎ること約13分。
ホカホカの豆が出来上がりました。

火から外したらすぐに網の上に乗せて、冷ましながらチャフと呼ばれる薄皮を取り除いて出来上がりです。
感動もひとしお。
それにしても焼きムラがすんごい出ました。


焼きたての豆たち


早速煎りたて豆を実飲。
淹れてる間の香りったらたまりませんでした。
火力が足りなかったのか、想像していたより酸味が強く出てしまったけどちゃんと美味しかったです。

焼きたて豆を抽出
さすがにいい香り


大惨事になることもなく、初挑戦にしてはまずまずの結果になったのでは。
それにしても均一に火を入れることや、強火を保って深煎りにするのにはかなり技術が必要そうと感じました。

これに満足せず、自分好みの味を作れるようになりたい。
沼を自由形で泳げるように挑戦を続けていきます。

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