親元離れたら(多分)過敏性腸症候群が治った話

私は長い間、謎の腹痛に悩まされていた。
小6のある日、突然お腹に激痛が走った。
次は中学1年生の寒い日、突然お腹に激痛が。お手洗いに行っても何も出ない。
早退した。その時に「6年の時も腹痛だったよね?え?この突然起きる謎の腹痛は何?」
中2の時には病院へ行ったが、何の異常もなかった。
私なりに「寒い冬の時期、朝何か水分を摂るとダメなんだ」と気づいた。元来、異常な寒がり&冷え性であったので、春と夏と秋はいいのだが、秋の涼しい時期の10月あたりからは毎日怯えながら暮らしていた。それこそ夕方学校から帰宅すると胸を撫で下ろし、夜になると「明日お腹痛くなる日だったら、どうしよう」と毎日毎朝心配し続けた。
原因も不明なので不安は募り、「まだまだ続く学生生活、毎年秋から春になるまでの数ヶ月この不安を繰り返して…大人になっても続くの?」と絶望した。
突如起こる謎の腹痛(激痛)なので、お薬を飲むこともできず、飲んだとしても即効性はない。
ただただ毎日毎日「今日は腹痛起きないかな」と心配だらけで、8年以上毎日悩まされていた私は、それだけでもヘトヘトしていた。
この日々の心労のつらさは、過敏性腸症候群である人にしかわからないつらさだと思う。

大人になってテレビ番組で“過敏性腸症候群”という特集をしていて、初めてその単語を耳にした。
おそらく、私の学生生活で頭を悩ませた腹痛はこれだったと思う。

私は県外の大学へ進学のため親元を離れた。その途端、原因不明の腹痛は治った!!
やはり、毒親が近くにいたことはかなりのストレスだったのだろう。
学生時代の私は、朝晩と毒母メロンパンの怒鳴り声を聞かされて生活していた。
かなりのストレスだったのだと、我ながら不憫になる。

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