夢は形を変えて、近づく

YouTubeで日テレの“お母さんの財布”をよく見る。
その中で、「将来はおにぎり屋さんになりたい」と小学生の女の子が言った。
とてもかわいい。
「小さな頃からおにぎりが好きだから」と、そんなかわいい夢を持ち、お母さんのご飯のお手伝いをしているシーンが流れた。

私の両親はそういう夢を否定する人だった。
「漫画家になりたい」と言ったら、「大学へ行って免許を取れ。手塚治虫は医師免許を持ってた」と言う。
浅田真央ちゃんブームがあった時に「私もフィギアスケートしたかったなぁ」と何の気なしに言ったら「バカを言うな!」と怒る。

夢は“医療関係以外”否定される。
ちなみに、看護師さん介護士さんはダメだそう…。
看護師さんも介護士さんもすごく素敵な職業であるが、毒両親にしてみたら、“位の低い職業”なのだ…。

大人になり、社会人となってわかる。
毒親育ちのため、社会に馴染めずにいた。十数年経ったので、少しマシにはなったが…基本的に私は会社の人とうまくやれない。
社会人には“コミュニケーション能力”が大切だ。私は非常に困っている。

我が子が成長して何か夢を持ったならば、応援したい。
「それは、かなり叶うのが難しいんじゃない?」って夢を言うかもしれない。
でも、夢は叶うと思う。
夢は叶う、というよりは、夢は形を変えて、夢に近づくと言った方がいいのかな?

私は漫画家になれなかったけれど、ふとした時に絵を描くことが仕事上で役立つことがある。
今はこのnoteで自由に記事を書いて、自分の気持ちを発表できている。
職業としては叶わなかったけれど、夢の形は変えて、かつての夢に少しだけ近づいている。

我が子にはたくさん夢を持って、成長とともに夢が変わっていってほしい。
夢は形を変えて叶うから。

私も“普通の幸せな暮らし”を過ごせて、毎日夢を見ているよう。
夢から覚めない感じの、毎日幸せだ。

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