毒母に、孫を会わせるか迷ってしまう毒親育ちの私

今まで、親子3人でお風呂に入っていた。
つわりが始まり、湯気で気持ち悪くなるので、私のみシャワーを先に済ます。
湯船はパパと赤ちゃんふたり。

昨日、シャワーを済ませ洗面台でドライヤーをしていたら、お決まりの“忍者ごっこ”をして私の背後に忍び寄るふたり。

“忍者ごっこ”
夫が、赤ちゃんを抱っこして、「そろ~り、そろり!」と小声で抜き足差し足忍び足をして私に近づくという芸(笑)
なんともかわいらしい。
これはほぼ毎日、お風呂前後している(笑)

ドライヤーをしながら、鏡にうつるふたりを見て、「かわいいな」と微笑む。

かつての家族。
毒家族と住んでいた子ども時代。
ドライヤーをする母親に、こそっとチョッパーのように隠れて近づいた私。
多分、高校生くらいだと思う。
高校生だったけど、母親に甘えたかったのだ。
そんな私を見て毒母は
「なに!?あっち行け!1人の時間って大事だよ!!」と激怒して、私を追っ払った。

中学生の時も「かぼちゃちゃんと話して無駄な時間」と言われたし、高校生でも「あっち行け!」と追っ払われた私は、本当に心を閉じた。

私は第二子を妊娠していて、毒姉ふたりには子どもはいない。
毒母にとっての孫は、私の子どもだけ。

「孫に会わせないのはさすがに可哀想かな…」とやはり妊娠中はどうしても心が揺らぐ。

だけど、「あっち行け!」を思い出して、「私は我が子に“あっち行け!”なんて言わないけどな。すごくかわいいのに、よくそんなひどいこと言えたよね」と思った。

うん、よし。
やっぱり毒母に、私の大事な我が子は会わせない。
会わせないんだと何度も言い聞かせる。

ね、こんなにひどい暴言を浴びてるのにさ、やっぱり毒母を切り離せられない私。
子どもの愛情って深いよね…。
迷わないで、私。
毒母は、私の産んだ子どもがかわいいって思うわけないから。

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