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「うん、そうか」

自分の子供の次男が来春からテニスの特待で私立の高校に行くことが決まった。次男は勉強が全くできないが運動神経が良く運動なら何でも上達が早い。
たまたま幼少の頃にテニスに接する機会があり小学生の間は少年団に所属していた。中学校では一切テニスから離れバレー部だった。
それなのに何でテニスで高校から声がかかるのだろう?小学生の時だって小さい大会の準優勝がMAXだったんだよ?
理由は、少年団の指導者がその高校のテニスの顧問とお知り合いだそうでテニスに特に力を入れてる高校側からの勧誘でのことだった。自分は中学校の部活が終わった頃から受験に向けて勉強しまくり一切友達と遊ぶ事もせずにあげくストレスで円形脱毛症になった。たった一回の怠け?が引き金になり落ちると思う思考があった。自分で追い詰めてしまった。そんなとても苦しかった記憶と次男の勉強もせずあっさり高校が決まるっていう現実に、嬉しい気持ちと何て言っていいのかわからない複雑な気持ちが入り乱れてる。そして、行く高校がカトリック系だという。授業も聖書というのがあり、私自身が未活だが宗教2世の身。いや、いいんだよ。好きなテニスで進学するだけなんだから。でもわかる?どう気持ちを落とせばいいのか。自分は神社祭りや初詣、おみくじなんて行けてなかったんだよ。神社祭りに誘われても断らなければいけなかったぐらいなのに。今は精一杯の送り出し「うん、そうか」
来春次男が寮に入り家をでます。

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