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プラセボ効果について思うこと
※あくまでも個人の感想と内容であることをご了承頂いたい。
プラセボ(プラセボ効果)という言葉をご存知だろうか。
プラセボ(偽薬)と言う、効き目ある成分が何も入っていないくすりを服用しても、患者さん自身が、自分が飲んでいるくすりは効き目があると思い込むことで、病気の症状が改善することがあります。 これをプラセボ効果と呼んでいます。
私は精神疾患を患っていて、特に社交不安障害というものを持っている。
特に予期不安が強く、ありふれた日常以外の何かに強い不安を覚える。
はじめて行くスーパーでさえも行きたくない。
社交不安障害の特徴は、社会状況に対する予期不安とその状況からの回避行動という症状です。前者は、注目の的になることや収拾がつかないような恥ずかしい行為をしてしまうことに対する強い恐怖で、そのため後者=そのようなことがおこりそうな状況を避けてしまうのです。
たとえば、社交不安障害の患者さんでは、人前で話したり、食べたり、飲んだり、字を書いたりするような場面で、「手や声がふるえていることがわかってしまうのではないか」と心配で、このような状況、つまりデートをすることやパーティに参加することなどを避けてしまいます。このような状況に患者さんが遭遇すると、恐怖のあまりパニック発作をおこす場合もあります。回避行動がひどくなると、学校にも行けなくなったり、仕事ができなくなったり、家からまったく出られなくなってしまい、さらには、うつ病を併発し、社会機能の低下が著しくなってしまいます。また、社交不安障害の患者さんには、回避的な性格をもつ方が多いとされています。
スーパーの場合は、セルフレジがあるかどうか、レジ袋が有料な場合、店員さんに言えばいいのか、レジ入り口に袋が置いてあるのか、カードを使う際のリーダーにはカードをどう挿せばいいのか等々、一瞬考えただけで山のように出てくる。
これらが店の中では無く、行くと決まった瞬間から不安になる。
行かなければいいじゃんと思うだろうが、とっぱつ的に起こる事なので、中々難しい。(家庭の事情)
ちなみに、スーパーでは私自身に注目が集まらない、具体的にはその他大勢なので、視線恐怖はあまりない。
このように不安が出た場合、抗不安薬と言われる薬を飲むことがある。
しかし、適量があるので、あるだけ飲むわけにはいかない。
風邪薬もそうだ。熱があるからと多用したいが、1日3回が通常である。
そんな悩みに光がさした。
そうプラセボ効果である。
プラセボ効果について調べていたら、まさかのAmazonに偽薬があった。
この偽薬をすごく簡単にいうと、例えば、認知症の方に、薬を飲んだ飲んでないという言い合いの疑念をはらす為に存在しているようだ。
つまり、偽薬を飲んでもらえばいい。
これだと確信した。
要は、かさましできる。
偽薬だと思って飲んでも、満足感がある。
不安に効果があるかと言われればないのだが、そこは気持ちの問題。
少し大きく出れる。
不思議なことである。
とは言え、こんな不安に襲われる事態を避けられればいうことはない。
私が社会復帰したくないのは、うつ症状もそうだが、社交不安障害のせいであることは明白である。
万人にこの話をおすすめするわけではないが、個人的にはとても役にたっているので、文章にしてみた。
※あくまでも個人の感想と内容であることをご了承頂いたい。
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