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中学2年までA型だと思ってた件(前編)

自己紹介にも記載しましたが、中学2年生の頃までは自分がA型だと信じて疑いませんでした。

胸が痛い

体育の授業でサッカーをやっていた訳なんですが、走り出すとどうにも胸が痛い・・「タッキー (当時のあだ名) が守って、俺が決めてくる黄金パターンが成り立たないじゃん!」と言って友達も心配?してくれていました。ただ、呼吸が落ち着くと痛みも引くので、保健室に行くでも無くあまり気にせずに過ごしていました。

弟の入院

その頃、母と新しい父親(「父の記憶」参照)との間に出来た子供(弟)の体調が悪く、一時入院していました。私もお見舞いに行ったのですが、丁度その時、今度は何もしていない状態でも我慢できない位に胸の痛みに襲われました。タイミング良く病院にいた私は、即時レントゲンなどの検査を受けさせてもらえることになりました。

肺気胸

検査の結果は「肺気胸」と言われる病気を患っているとの事でした。肺気胸は肺に穴が空いて空気が漏れてしまう病気です。原因は所説あるようですが、私の場合は生まれつき肺に弱い部分があって、そこが成長についてこられず破けてしまったようです。(親のたばこも悪影響だったかもしれません)

検査を終えた私は車いすに乗って、すぐ病室に連れていかれました。
※注意※ ここから先、人によっては不快な表現があるかもしれません。
     耐性の無い方はここでやめておいた方が良いかも・・




ベットに横になった私に先生が「肺から漏れた空気を出さなきゃいけない」といって、4色ボールペンより若干太かったでしょうか、先の尖った管を脇から挿入すると言いました。局所麻酔を何本か打たれ、ブルーシートで脇が見えない様にして施術が行われました。

流石に挿入時の痛みは無かったですが、「ぐぐっ」っと入ってくる感覚があり、恐怖で涙が止まりませんでした。

挿入された管は何やら機械に繋がっていて、空気と時々血が管の中を通って私の体内から出て行ってる様でした。

先生からは「左右どっちも同時に穴が空いていたら息が出来なくなっていたかもしれない、運が良かったね」と励まされ? 後日、穴を塞ぐ手術を行うと告げられ1か月ほどの入院生活が始りました。
 
後編に続く・・

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