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19歳の生活保護者

生活保護を受けてから一ヶ月が経った。19歳の僕が生活保護を受け取った方法と、その後の生活について綴っていく。

生活保護を受給する条件は一つ、「お金がないこと」
だから申請時に「お金がないです」とだけ言えば申請は確定である。申請時に問題とされるのは水際作戦や他人の目、それと親や兄弟に連絡が行く扶養照会だが、それらの対処を以下に記す

まず水際作戦(働けるんじゃないの?等)への対処法。これは申請をする前の段階で行われる。生活保護法では「申請した段階では、まずそれを受理しなければならない」といった旨の記述がある。相手は福祉事務所なので法律は絶対の方達。だから「申請しにきました!」とキッパリ意思を伝えよう。現在はネットで申請書を書き込み、印刷することができる。僕もお世話になったサイトなので是非是非使ってください。因みに僕は申請書を渡したあとに、あっさりと「わかりました」と言って生活保護の説明を受けた。

:申請書

さて、申請が受理されたと思ったらば次の関門。扶養照会だ。申請を戸惑っている方の大半がこの扶養照会によるものだろう(僕もそれでした!)
実はこれも簡単、ネットで扶養照会を拒否する申請書が印刷できます。そもそも扶養照会とは「親や親戚に援助ができないかの連絡がいく」ことだが、これも法律によってキャンセルすることができる。「虐待を受けてました」とか「親に借金をしてます」とか。
勿論、そんなお堅い表現じゃなくとも「知られたら精神に異常をきたしてしまう」等、結構適当なことを言ってもいいんです。僕は悪い人ではないですが、お金がないと困るためバレない噓をつきました。
:扶養照会拒否

以上、水際作戦と扶養照会拒否への対処法でした。これ以上生活保護に関して調べなくとも、このリンクとブログさえあれば大丈夫ですよ^^

では、以下に僕が実際に申請して受け取るまでの流れを記します

・上記のリンクから申請書と扶養照会に関する書式を印刷
・住所区内の福祉事務所に向かい、「申請しにきました」と言って書類を手渡す。スマホで録音もしておく。
・1時間半ほど、この後の手順の説明を受けて帰宅
・3日後に担当のケースワーカー(以下:CW)が家庭訪問に来る
・家庭訪問は一時間、部屋の構造や、物を拝見しながらいろいろ質問を受ける。(家庭訪問が来た段階で、申請受理はほぼ確定)
・その2週間後、受理の連絡と初受給の日が告げられる

ざっとこんな感じです。CWの最初の訪問では家に置いてあるものを何やらチラチラ確認していた。押入れをわざわざ開けることはないので大丈夫。僕の部屋にはでかいパソコンと、ギターとが置いてあったので「ギター高かったんじゃないですか?」と聞かれた。その時は「全然…!安かったですヨ!」って言っといたけれど、素直に答えても問題ないです^お金がないのは事実でしたので。

家庭訪問が終わってから申請合否の連絡が来るのは「原則14日以内、特例は30日。特例の場合はその旨の連絡が来る」と記載されていますが、僕は14日目にきました。ここだけの話、この14日間がすごくきつかったです。食べるものがなくて、砂糖を永遠と食べてました;;

そこで、僕の場合は単なる計画ミス(というかすぐ受理されると思ってた)で14日間辛かったのですが、押入れにでも2週間生活できる程度のお金を置いておいてください。申請時に見られるのは通帳の残高だけですので。CW訪問時に心配なら、その時だけはポケットにいれておいてください。

初受給では役所で手渡し、その後は通帳に振り込まれます。これでAllOK

ここからは余談になりますので、一旦区切ります。ではでは次の記事でお会いしましょう。


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