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The artist’s way

このタイトルの本を目にしたり耳にしたことはあるだろうか?

Julia Cameronさんが著したこの本は、映像や音楽そして絵画等に表現者として携わっていてもっと達成したい、認められたいと思っている人向けの本なのかなと思っていた。

実際にInstagramで偶然に複数のアメリカの著名な女優たちが薦めている投稿を、時間差で何度も目にした。
彼女らが口を揃えて書いていたのは「演技者としての自分だけでなく、人間としての自分が深く豊かになっていく本」

買ってみてこの本から学んだものは確かに数知れない。
今回はまず、有名な「モーニングページ」について述べたい。

結論からいうと私には合わなかった。
合わなかったというのは正確ではない。
モーニングページではなく、夜に書く短いジャーナリングが私には合うんだということがわかった。

毎朝30分、慣れれば10分ほどだったがこれを書くことに時間を取られることが、すでに心地よく存在していた私のそれまでの朝のルーティンとは全く相入れなかった。
それでも半年ぐらいは続けたと思う。

あるとき読み返してみて愕然とした。自分や周りの大切な人への罵詈雑言に溢れていたからだ。

中には肯定的なことや発展的なことも書いてはいたのだが、どうしてこれが出来ないんだろう私は、どうしてあれしてくれないこれをしてくれなかったんだろう家族は、という過去への不満の羅列。

そしてこのまま過ぎていくんじゃないだろうかという未来への不安。

結局分厚いノート2冊弱に書き連ねたものを潔く処分した。
でも無駄だったとは少しも思っていない。

すでに履習中だった瞑想のティーチャートレーニングで、夜に行う、自分はその日何をやり遂げたか、何に感謝しているかを書くジャーナリングを勧められたのでそちらに移行した。

夜のジャーナリングは今も続けている。
モーニングページを書いていたからこそ、今の夜のルーティンが在るので、やはり物事は続いていて意味があるのだと思う。

朝と夜のルーティンについてはまたの機会に書きたい。

この本の内容はこれ以外にも豊かなものがあるのでこれまた別の機会に書きたいと思う。


(見出し画像 この本を想像するとこういった鮮やかな花が浮かびます)

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