ワインの結婚は、似た者同士か、真逆の性格か

前回は、ワインと料理のペアリング、マリアージュについてお話しました。
今回は、ペアリングのコツをご紹介していきます。
 ワインのペアリングのコツは、ざっくりふたつ覚えて頂いたら良いかと思います。
 
①    似たのもの同士を合わせる
 
ざっくり言って、お魚なら白ワイン、お肉なら赤ワインが合う、と考える方は多いのではないでしょうか。これは、似た者同士の組み合わせの代表です。
さっぱりとしたお料理、例えば、お魚のバターソテーにレモンをかけたお料理には、少し樽香(バターに合います)のある白、白身魚のカルパッショやアクアパッツァにはさっぱりした辛口の白が合います。
デミグラスソースのビーフシチューには赤の重めのワイン、カルボナーラなら、もう少し軽めの赤。
そのほか①の波及バージョンでとして、産地が同じものを合わせる、色を合わせる、ワインの香りにお料理の味わいを合わせるなど。たとえば、ハーブの香りのワインなら、お料理にハーブをのせるだけでも、立派なマッチングです。
 
②   真逆のキャラ: 対象的な味わいを合わせる
 
逆に、全く反対の味わいを合わせるのも、不思議なくらいよく合います。これは、合わせていて、意外なマリアージュが起きるので、楽しくてオススメです。甘口のアイスワインは①の法則?にのっとって、ドライフルーツや濃厚プリンなどにも合いますが、②の法則で、ピリッとした味と塩気が特徴のブルーチーズによく合います。

さっぱり、樽香、重め、軽め、と書きましたが、また改めて、さっぱり、樽香、重め、軽めのワインとは、、、、を白、赤に分けて書いてみたいと思います。
今日もお付き合い頂いてありがとうございました。

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