巡礼27日目 LarceveauからSaint-Jean-Pied-de-Port
2024年7月30日(火)
昨夜同宿だったご主人が、ルーブル美術館関係者だった。
日本ならどの街にでもあるが、ヨーロッパには殆どない物に、町中にあるジュースの自販機と温水洗浄機能付き便座を上げた。
すると、数年前にルーブル美術館に設置したとの事。
是非パリに来た時にはルーブル美術館のトイレを使って欲しいと宣伝された。
いや〜驚きである。
朝食後出発する。
奇しくも宿泊者4人一緒になった。
道が上り坂になるよ連れご夫妻が遅れ、女性が遅れ、私が先頭になった。
今日もウンコ道を淡々と歩く。
Gemartheの街で休憩してまた歩き出す。
ここからは、アップダウンの勾配が少しキツくなるが、坂の長さは短いので喘ぎながらも順調に進む。
Saint-Jean-le-Vieuxの街に着いた所にジュースの自販機が有ったので購入しようとしたが機械がうまく作動しない。
仕方ないので諦め木陰で休憩する。
休憩後歩き始めたら同宿だった女性に追いつかれる。
Saint-Jean-Pied-de-Portまで後1.8kmの表示がある。
このままだと12時には着いてしまう。
歩くペースを少し落として時間調整しなきゃと思ったら急な上り坂だ。
自然にペースが落ちる。
登り切った先がSaint-Jean-Pied-de-Portの街の入り口だった。
街に入ると昨日も会った、ドイツから歩いているアメリカ人がいた。
『ここのGiteが安いから開くまで待っているんだ』とサンドウィッチを食べながら話してくれた。
私はこの先のGiteを狙っているので、ここで一緒に歩いていたら女性とも別れて行く。
Saint-Jean-Pied-de-Portの街に入ると山道具屋があった。
5本指の靴下、靴の中敷、ガス缶を買う。
後必要なのは、歯磨き粉だ。
Giteが開くのが15時なので、サンドウィッチを買って教会前の石段に座って食べる。
何人か東洋人が前を通って行ったがお互い声を掛ける事なく通り過ぎて行く。
教会前の石段に座っているとお尻が痛くなったので教会に入り中のベンチでブログを書きながら時間を過ごす。
そろそろ15時かなぁっと思っていると雷の音が。
外は夕立で突然の雨だ。
5分くらいで止んだので、荷物を背負い目的にしていたGiteに向かう。
受付で宿泊が可能か聞いたら、今日は満室なので、違う宿を教えてくれた。
料金的には大差無い宿だったが、受付時間が16時からなので後1時間待たないといけない。
ちょっと遠いが先に夕食無しの宿に行ってみる。
ベッドは空いていたので手続きして宿泊場所を確保する。
シャワーを浴びて洗濯して近所のスーパーに明日の昼メシと歯磨き粉を買いに行く。
Saint-Jean-Pied-de-Portからスタートする人達も多く街はごった返している感じだ。
本日の歩行距離 31,790歩(26km)
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