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自分の心の声を探す旅へ

いつも皆不安と恐怖で泣きながら仕事をしていた。後輩が泣いてる時は『大丈夫、大丈夫!今日を感染に気をつけて、笑って過ごそう!』と、時には面白いことをいって笑わせることで私も癒された。
先輩と一緒の時は甘えた。私が泣かせてもらった。

そんな時、13年前に出会ったワーキングホリデーの仲間と再会した。同僚以外の人と会うのは2年ぶりくらいだろう。悩みを相談した。
『仕事がしんどいんだよね…。心がおかしい。』
『じゃあ辞めれば?』

自分自身が問題に直面すると出口を塞がれ何も見えなくなってしまう。嫌なら辞める。そんな当たり前なことさえも忘れていたようだ。

まず少し考えようと、私は休業が明けても休みをもらう選択をした。『少し休ませて下さい。有給休暇全て使います。』
自分の心に嘘をついてお客様のため、仲間のためと辛い時も笑顔でいなきゃと頑張っていたら感情が迷子になってしまうんだね。

飛行機に乗った。本州にいる友の家を点々とさせてもらった。まず、鎌倉へ。江ノ電に乗ったり、サーフィンをしたり、ただ歩いた。
ホームステイは久しぶりで、この感覚が懐かしかった。一緒にご飯を作ったり、昔の話をしたり、ご飯とお酒を誰かと食べるから美味しいんだと友がいることに感謝した。夕陽がこんなに早く落ちることを思い出した。


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