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環境の影響

 おはようございます、乙訓野添です。今回は、環境が非モテに及ぼす影響について考えてみたいと思います。

 小学生の頃、カブトムシの幼虫を4匹貰って来て、飼っていた事がありました。しかし、蛹になり、いい加減、地面から出て来てもおかしくない時期になっても、全く出てくる気配がない。もしかしたら、地面の中で死んでるのかも?と心配になり、割り箸で地面を掘り返してみると、やっとこさノコノコと出て来ました。4匹ともオスでした。こいつら、自分が掘り返さなかったら、死ぬまで地面の中で寝てるつもりだったんですかね。

 自分の20代は、非恋を押し通してた訳ですが、その一方で、全く女っけのない時代でもありました。
 就職した会社は、女性がめっきり少なく、ときめく相手が居ません。女性を紹介してくれる上司や先輩もいません。趣味の方はというと、サバイバルゲームという、活動的なオタ趣味で、ほぼ全員独身。彼女や奥さん居る人は希少種でした。なので、紹介されたり、合コン誘われたりという事もありません。
 実家の親は、結婚しろしろと喧しかったですが、出会いがないのに、その次の段階なといきなり無理ですし、見合いの相手探してくれる訳でもないのに、掛け声ばかりでウザい事この上ない。
 そもそも結婚したいなら、結婚相談所など使う手もあったのでしょうが、そこまで結婚したい訳でもないので、そんなトコに行くはずありません。

 つまり、ほぼほぼ女性と接する機会がなく、また自分から積極的に接しようと行動しなかった、そういう欲求を持たなかった事が、20代を非恋で押し通す事が出来る条件を整えていたのです。
 今の時代は、草食系だの絶食系だのいった、恋愛しない人、恋愛を否定する人が少なからず居る訳ですが、自分もその走りだった訳です。
 その頃の自分が考えていた事は、「あんな辛い思いするくらいなら、一生一人でいいや」という事でした。掘り返されて地面から出されるまで、地面の中で寝てたカブトムシたちみたいに、一人の方が気楽だったのでしょう。

 こう振り返ってみると、自分は環境にも影響を受けて、恋愛をしなかったのですが、それは必ずしも非モテではなかった、と思います。非モテというのは、恋愛したくて努力してるのにモテない人の事で、そうしてない人はそもそもモテる訳がないからです。
 無論、今はお金ない人、まともな職に就けてない人も多く、そういう人たちは、恋愛競争にエントリーし難いですから、同列に扱うのは酷かもしれません。
 しかし、「そうあれかし」と思うか思わないかの差は、環境以上に大きなファクターであると思います。

 今回のnoteはここまで。次回はワンペアの持ち札で果敢に勝負に打って出る話しです。いいね、コメント頂けると励みになります。

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