サッカーワールドカップ、アルゼンチンが3回目の優勝飾る

サッカーワールドカップ、決勝戦はアルゼンチンがフランスを相手にPK戦を制して36年ぶり3度目の優勝を飾った。

私がサッカーワールドカップの決勝戦を初めて見たのは1986年のメキシコ大会、アルゼンチン対ドイツ。ちょうど前回アルゼンチンが優勝した大会。今回の決勝戦は、おそらくこれまで見てきた決勝戦で最も面白く、最も興奮した試合だった。

この試合は、サッカーワールドカップの歴史において、メッシかエムバペか、どちらがサッカーの神様に選ばれるのか、そういった試合になると思っていた。サッカーの神様もお悩みになられたのではないだろうか?どちらを勝たせるのか。

サッカーの神様が悩んだ結果、結局、どちらかを選ぶということではなく、二人ともがサッカーの神に選ばれた存在として、今後語り継がれる決勝戦になった、そう私は理解した。

メッシはアルゼンチンの3回目の優勝に大きく貢献し、同国史上最大のスター、マラドーナに並び追い越した。

一方のエムバペ、すでに19歳でワールドカップ制覇を経験しており、ペレの再来、そう思わせるたたずまいの選手。PK戦で敗退したものの、決勝戦史上二人目となるハットトリックを達成し、これでワールドカップ通算12得点(すでにペレと並んでいる)。この怪物はどこまでワールドカップの歴史を塗り替えるのか、今後がとても楽しみである。

最後にもう一つ。
この決勝戦にメッシの盟友ディ・マリアが先発出場し、大活躍した。キャプテン翼でいえば、ディ・マリアは岬君のような存在、メッシが栄冠を勝ち取った大会の決勝戦はかならずディ・マリアも出場し、しかも必ず得点を決めている。この決勝戦でもゴールを決めた。決勝トーナメントになってから出ていなかったので心配だったが、ディ・マリアの出場、そして活躍に目頭が熱くなった。

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