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ひともしごろのごほうび②



「よぉ、おかえり。まぁ、こっちに来て、座れよ。おつかれさん、よくがんばったな。まぁ、食えよ。」



先日、「もしトヨケ様とお酒を呑むなら、どんな感じかなぁ?……あっ!その場面を表現してみたい✨」、と感じて、表現させていただきました。


それを見ておられたソサノヲ様がご自身も「やってみたい」とおっしゃってくださったので、また表現してみました。
(ソサノヲ様にメッセージをいただいて、写真に添えさせていただきました。)



今回は、この時期が旬の新しょうが・みょうが・玉ねぎ・きゅうりと、炙ってあるタコを使って酢の物を作ってみました。
(タコといえば、地域によっては7月の『半夏生』の日に食べるところがありますね。)


お菓子は、今の時期に食べられる『水無月』という和菓子を作りました。
(水無月は毎年この時期になると作ります。)
『和菓子と日本茶の教科書』(新星出版)を読むと、
『古くは6月を水無月と呼びましたが、この"無"は「ない」ではなく、「~の」にあたる連体助詞。つまり「水の月」という意味になります。ここから転じて水無月という名の和菓子があります。末日の「夏越の祓」にちなんで作られたもので、三角形のういろう生地は氷を表し、上の小豆は邪気祓いを意味します。』
とあります。
その時期その時期に出されているお菓子はまだまだ全国にたくさんあると思うので、調べてみたいと思います。



そういえば先日、『夏越の祓』の茅の輪をくぐりに神社に行ってきました。

広島県三原市の瀧宮神社さんの茅の輪。

茅の輪に、水無月というお菓子。
この時期を満喫させていただきました。



続いて日本酒です。
今回の日本酒は『誠鏡』という銘柄のお酒です。
『誠鏡』という文字、澄んだお酒の入った瓶の雰囲気と色の感じが何となくソサノヲ様っぽくみえたので、このお酒を選んでみました。



この感じるがままにさせていただいた『ひともしごろのごほうび』。
季節の旬のものと、お菓子と日本酒を合わせてご紹介できるので、やってみて楽しかったです。
「やってみたい」「やってもいいよ♡」とおっしゃってくださっている神様がいらっしゃるので、また機会があったらやってみたいと思います。



広島県竹原市の中尾醸造さんの『誠鏡』。出雲のお菓子で使っていましたが、ガラス製の升です。木製の升はよく見ますが、ガラス製の升もお酒の色が見ることができて、きれいです✨



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