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北欧ポスドクの自己紹介

こんにちは!
僕は日本国内で博士号を取得し、現在は北欧で生命科学系ポスドクとして働いています。少なくともあと3年弱は今の職場で研究に打ち込める予定です。

皆さんは何かしらの形で研究に関わっている方でしょうか?それともこれから目指す、あるいは興味があるなあという方でしょうか?
このアカウントでは日本と北欧の研究環境、スタイルの違いやポスドク就活の経験談など、北欧に研究留学した自分の体験をシェアします!海外ポスドクや留学に興味のある人に見てもらえたらいいなあと思います。

海外ポスドクと聞いてどんなイメージが浮かびますか?僕はシンプルにかっこいいなあと思っていました。
とは言いつつも、学生時代の学業成績は悪かったですし、大学院でも特段キラキラな業績を得たわけではありません。さらに、もっと前のことを言えば、幼少期から勉強や習い事は好きではなく運動神経も平均以下だったので、学校ではぱっとしませんでした。一方、幼いころから生き物に対する興味が強く、身近な生き物は何でも、アリ、ハエ、カブトムシ、カタツムリ、カエル、金魚、ザリガニ、ミミズ、ゴキブリなどいろんな生き物を採集、飼育、繁殖するのが好きでした (容認してくれた家族に多大なる感謝)。小学校の時はガチで昆虫博士になりたいと思っていました。虫の類だけでなく、ビオトープを作ったり、洋ランやら食虫植物やらを育ててみたりもしてきました。こちらでの就職にあたって、当時飼育していたアリ (トビイロケアリ、クロヤマアリ) は知人に譲りました。また、数十種類の観葉植物、ゴキブリ、ビオトープは実家の人にお世話してもらっています笑

中高の時はぱっとしない成績のおかげで進路実現もままなりませんでした。しかし、大学の研究室に配属されて以降は忘れかけていた生物学への興味を思い出し、幼少期にあこがれていた生物系研究者としての道を進もうと考えるようになります。

そうしてなんだかんだやってるうちに、気づいたら博士号の取得、あれよあれよという間に今の場所でポスドクをしていたという次第です。環境が整わなければ、海外ポスドクの生の声を聴く機会はそうは無いと思います。特に、アメリカ以外の国のポスドク事情はネットでもそう簡単には見つかりません。さらに、ヨーロッパの中でもとりわけ北欧には日本人研究者が少なく、日本とのコネクションの乏しさを感じてきました。

僕は少ない業績、コネクションがゼロの状況でも3年間のお給料付きのポストを得ることができました。また、今はあこがれていたヨーロッパでの研究生活を実現して楽しく過ごしています。これからアップしていくであろう記事を誰かに見てもらって、海外ポスドクというキャリアについて前向きに考えるきっかけになればいいなと思います。

それでは!Moi moi!

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