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小公女   byホジソン・バーネット

小学生の頃から「小公女」が大好きで、何度も何度も読みました。
色々な翻訳が出ているのですが、翻訳によって雰囲気が大分違います。

50歳を超えた今でも読んでいます。
そして、潜在意識の勉強をしてからこの小公女を読むと、主人公セーラが行なっている行動は「引き寄せ」以外の何者でもないことに気づくのです。

セーラは「つもり」になることを楽しむ少女でした。
父が事業に失敗して亡くなった後、無一文になってしまった状態でも自分は「プリンセス」であるつもりになって、そのように世界に対して、周囲の人に対して振る舞います。プリンセスでさえいれば、どんな境遇や外部からの圧力に対しても、自分を自制して「立派に」振る舞うことができると、実際そのような態度を貫き続けます。その振る舞いは本当に驚嘆します。小学生の自分も感銘を受けましたが、大人になってから読むとさらに衝撃が大きいです。私はセーラが行なってきたことを現在していないのです。幼い頃から読んでいるのに、なんということでしょう!

現実は私の思考が作り出している。

この深い意味を本気で考えた方がいいかな、と思うのです。

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