キャリアの変化。

先日、職場で「もう1年終わる!」という話をしていたら、「きっと毎日充実してるからそう感じるんだよね」と。
そう捉えることって、とっても大事だなぁと感じます。
「疲れた、忙しかった」よりも、「充実してたなぁ」と、脳内転換していきたい。

さて、去年の春に海外留学を予定していましたが、結論として中止することに。

悲しい気持ちはゼロではないけど、迷っている時間はそう長くはなかった。今なら行けたかもしれないけど、日本に居ることを選択して良かった。

自分で選んだ道を、選択を正解にしていく。そう決めました。全く後悔はありません。

一年経った今では最高で充実した日々を送っていて、色んな決断をしてきた先にさらに素晴らしい出会いが待っていた。
その日々を振り返っていこうと思います。


人生迷走期突入。

最初は留学「延期」という気持ちのまま、海外に行くか日本にいるか、迷いながらも再就活をスタート。採用を貰った一社目は、イギリス系の医療コンサル。オフィスMGR兼秘書。ハードル高くて最初はビビっていたけど、挑戦しようと決意。..が、コロナの関係でUK本社からオファーレターが降りず、無期延期。(資金は本社が握っているので、日本で採用を貰っても本社から承認が降りないと働けない)
泣く泣く就活を続けることに。

二社目、食品通販会社での営業事務。かなり業績を伸ばしていてネームバリューは抜群。
事業内容と取り組みには興味があったけど、営業事務という仕事に就くことに踏み切れなかった。

他にも色々な仕事に出会うチャンスがあったけれど、「早く仕事をしなきゃ」という焦りで動いていたからか、心が全くトキめかない。求人サイトを見るのも嫌になっていた。


私はどんな仕事をしたいのか。何を求めているのか。これからの人生をどう生きていきたいのか。


ここで気が付いた。私は留学と同じように、仕事にも「やりがい」とか「わくわく」とか、そういうものをやっぱり求めていたこと。


”ライスワークではなく、ライフワークがしたい。”


個人でキャリアカウンセラーの方を紹介していただき、1on1で話をすることに。とても素敵な方で、私の人生がまた大きく動いた瞬間だった。出会いに感謝。
そして、Wantedly を使用しての就活が始まった。自分のこれまでのキャリアやしたいこと、想いなどフリーで書けるスペースが多く、思うがままに熱い思いを書きなぐった。私はやる気のスイッチを押すまでに時間が掛かってしまうタイプだけど、一度スイッチが入ると我を忘れとことん集中する。
早速色んな企業からメッセージを頂き、カジュアル面談の予定が埋まっていった。
そしてそこから、私を動かすきっかけとなる企業と出会う。


その企業は保育・教育施設向けの業務支援サービスを展開。仕事内容もそうだけど、何よりもサービスへの想い、働いている方々に強く惹かれた。

ここで働きたい。気が付けば採用担当にこれまた熱量の高いメッセージを送っていた。早速選考に進めることになり、私のエネルギーは一気に加速する。

夜通し仕事の勉強、キャリアコーチングセッション、面接準備、自分でも驚くスピードで取り組んでいた。就活中は無職ではなく、派遣として保育園や教育施設を回って働いていたため、時間は限られていた。
それでも、夢中で取り組んだ。気付けば朝になることも。睡眠も全然取れていなかったけど、胸が熱くなる気持ちを思い出させてくれた。

画像1

こんなノートを何枚も書きながら自分ととことん向き合った。(殴り書きなのはご容赦下さい)難しく私にとっては辛い作業でもあったけど、セルフコーチングを積み重ねてきたからか、少し楽しめるようになっていたことにも気が付いた。私のライフコーチには大大大感謝。(コーチングについてはまた書こうと思う。)



果は不採用

最終面接の一歩手前だった。
理由は「これまで熱い思い、エネルギーを持って色んなことに挑戦してきているのに、その一つひとつをやりきったことが伝わってこない。」

悔しいけど…超絶納得。そしてそこを見抜く採用担当、最強。
心は痛かったけど、ありがたかった。驚くほど選考のスピードも速く、1ヶ月でここまで駆け抜けてきたけど、肩の力がふと抜けた。
全てが学びだったと思えて、本当に感謝している。そんな風に人生一つひとつの出来事を思えるようになったのも、また私の中での成長だった。


原点に返る

私は、今保育園で先生をしている。
来た道を戻っているかのように見えて、実はどんどん進んでいる
保育の枠を超え、国境を越え、常識を超えた、とても広い場所にいる。日々英語を使っているし、色んな国や人の価値観に触れているし、何よりも視野が本当に広くなった。そして将来の選択肢もさらに増えている。
さらに気が付けば仕事だけではなく理想の生活、恋愛、人生、全部叶ってしまっている。


”自分で選んだ道を、選択を正解にしていく。”


まさに今の道を選んで、大正解。でも、どんな選択をしたとしても、私はこうやって言っていると思うし、納得いかなければまた自分でどんどん環境を変えていってると思う。

不採用だった企業の採用担当に言われた”やりきる”ということ。
それが勤続年数なのか、業績なのか、何を指すのかは分からない。

だけど、自分がその言葉に納得したことだけはまぎれもない事実。

がむしゃらに走り続けてきたけれど、足を止めなくて本当に良かった。

もちろん時に休息は必要だけど、私は私の望む未来や人生はどんなものなのか、ずっと模索して、トライアンドエラーを繰り返してきた。

そして、私には今、まだだまだ沢山の可能性と選択肢がある。
とことん追求して、とことん挑戦して、自分が納得いく人生、キャリアを選んでいきたい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?