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LIVE JAPAN台湾人編集者による『台湾人の心をつかむ記事の作り方』

【LIVE JAPAN ネイティブスタッフの声 vol.3】

年間訪日数489万人、訪日観光客数が3番目に多い台湾(2019年時点)。
アフターコロナも台湾から多くの観光客が来日することが見込まれています。
距離が近くてリピーターが多い台湾人の心をつかむためにどんなPRが必要でしょうか。
台湾人の趣向について、LIVE JAPAN台湾人編集者の張 佳琪(チャン・チャ チ)がお話しします。


台湾人に刺さるワーディング

台湾人は「日本製」と「限定」にとても弱いです。
そのため、「日本製」「限定」と謳っている記事は、総じて反響が多い傾向にあります。
台湾では日本の企業やレストランが数多く展開されているので、『わざわざ』日本で体験する価値を打ち出すことが重要。
例を挙げると、日本製の薬やコスメ、和牛やシャインマスカットなどのグルメはかなり関心が高いです。
LIVE JAPANの記事では、「日本ならでは」「日本でしか体験できない」を前面に出すことを心がけています。


台湾人ならではの旅行の楽しみ方

ショッピング好きが多く、先述のとおり「日本製」「限定」に弱いので、日本で地域密着型の商店やスーパーへ行く台湾人はとても多いです。
日本人らしい暮らしへのあこがれもあるので、地元民感覚でお買い物したい願望もあります。地元限定のおそうざいやパン、お菓子、お酒などは、夜食で買う人もいます。
記事を作る際も、非日常感がある体験ばかりではなく、地元民だからこそ知るスポットや料理、おみやげの情報を織り交ぜています。


台湾人が好きな景色・料理の見せ方

景色の写真は「透明感」がポイントです。
台湾には空気がきれいではない場所あるので、日本の澄んだ空気を感じる、きれいで透明感のあるクリエイティブが好まれます。
 
食べ物の写真のポイントは、「もちもち感」が表現されていること。
台湾ではもちもち=「QQ」と呼んでいて、タピオカやおもちなど、日本人と同様にもちもちしたものが大好き。
やわらかそうで、もちもち感がある食べ物の写真が好まれます。


台湾人への情報発信で気をつけていること

日本は台湾から近く、航空券が安く買えるようになったこともあり、日本と台湾間を年に何回も往復できるブロガーが多くいます。そのため、彼らが発信する日本や日本旅に関する情報がインターネット上に溢れているというのが現状です。
取材では、そのようなインターネットの情報だけでは分からない背景や魅力、こだわりなどを引き出すように努めています。
また、LIVE JAPANでは日本人編集者と一緒に取材するケースが多いので、「日本人目線でおすすめのポイント」も紹介し、より情報に深みを与えています。


訪日経験がある人が多く、日本の情報も溢れている台湾。
基本的な情報発信のみでは、印象に残らない場合が十分に考えられます。
台湾人のニーズをしっかり把握している編集者によるタイアップ記事で、確かな情報発信をしませんか?
ご興味のある方は、お気軽にお問合せください。


2018年よりLIVE JAPAN編集部にて繁体字ネイティブスタッフ としてコンテンツ企画・編集全般の担当。
中国事情にも明るいため、簡体字記事の編集も一部担当。


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