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エコでサスティナブルなファブリックラッピングのご提案

小さなキッズベビーブランドを構えるにあたりギフトラッピングには今まで工夫を重ねてきましたが、取り扱っているアイテムの特性上どうしてもひとつひとつの作品の大きさがバラバラで、その都度最適なギフトボックスや梱包資材を整えるのはとても大変な作業の一つでした。

さらに2020年7月からレジ袋有料化となりエコバッグが推奨されたり、過剰包装が見直される中、捨てられるだけの"ギフトラッピング"についてずっと考えてきました。

もっとシンプルな方法で私らしく、ギフトラッピングのワクワクや楽しみを提供することはできないだろうか?

そんな中ひらめいたのが「風呂敷」でした。風呂敷はご存知の通り、一枚の布を包装紙のように包むための先人の知恵とも言えるラッピング方式です。日本人で日常的に風呂敷を使っている人はほとんどいないと思いますが、海外では『Furoshiki』と固有名詞があるくらい注目されているようです。

▼PinterestでリサーチしたFuroshikiの検索結果(抜粋)

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風呂敷のメリットは、包みたい品物の大きさに合わせてぴったり綺麗に包むことができること。箱や袋のラッピングですと、隙間にクッション材を敷き詰めないとなんだかしっくりきません。

さらに私の場合で言うと、新作の試作に向けこれまでに様々な布地をかき集めたものの、使用するに至らなかったファブリック(布)たちを甦らせることができると言う点です。これは布物を扱う作家として非常に喜ばしいことでした。

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布は丈夫で自由自在に形を変えることができ、デザインや色彩で第一印象も全く変わる魔法の力があります。性別、年齢、季節、好みのテイスト、ご利用シーンによって相応しい色味や柄を自由に選ぶことができます。

一言で布と言っても厚みや透け感、肌触りは多彩です。ラッピング資材として活用することで、その魅力を最大限に生かすことができると考えました。

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お包みするお品物に合わせて丁寧にカットしてご用意します。その代わり敢えて端処理はせず、切りっぱなしの状態でお包みします。

布端のほつれ/シワ/手触りなどは、ぜひ布ならではの風合いとしてお楽しみいただければ幸いです。

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▲包みを解いた状態

ご注文いただいたお品物に合わせ最適なファブリックを私がセレクトし、心を込めてラッピングさせていただきます。立派な箱に入れなくても、華やかで可愛らしいキッズベビーアイテムにぴったりのラッピングをお約束いたします。

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役目を終えた生地は、どうぞご自由にご活用ください。

お裁縫が得意な方は小物作りにお役立てするのも素敵です。どうしても活用方法が見出せない方は、お料理をした後のフライパンを拭いてみるのはいかがでしょう?

もったいなくてなんとかしたい!という方はぜひ私にご相談ください。布小物にしてお手元にお届けいたします。

■最後に。

大切な方へ贈るギフトで重要視する点は人それぞれだと思います。

立派な箱に入れ、紙袋でお渡しする必要がある場合もあるでしょう。私も自分のやり方が合っているのかわかりません。正直に申し上げると、眠っている素敵な布たちがかわいそう!という思いから始めたファブリックラッピングです。

ただ、実際に形にしてみた時に感じた見た目の可愛らしさ、フォルムの優しさが自分のブランドイメージにぴったりだったので、少しでも共感してくださる方にお選びいただくきっかけになれば。と思い、今回この取り組みを始めました。

手にした方、贈り主様がワクワクと驚きで喜んでいただければ、こんな嬉しいことはありません。

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