日常が、お楽しみになった。
久しぶりのスカートを履いて、久しぶりのバッグを持つ。
久しぶりの鍵を探して、車に乗り込む。
ぶるるんッ
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今までエンジンの音なんてわざわざ聞いたことがなかったかもしれない。
それどころか、朝の音に耳を傾けることもなかったし、何を食べたのか飲んだのかも分からないような日も多かった。気づいたらデスクに辿り着いている日ばかりだった。
何年間も当たり前だった出勤が「日常」から「お楽しみ」になった。
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家でのゆったりした服の自分も好き。家族の時間も大好き。
でもたまには、一人の空間を楽しみたい。
少しだけきりっとした、家族の前とは違う顔でお仕事がしたい。
さて、シャキッとエンジン入れて、行ってきます。
サポートありがとうございます。私のところで止めるのではなく、別の方へのサポートという形で「幸せの輪」をつなげていきたいと思います。