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【まいにち、俺】#1 明日もまた日は昇る!

先日ブログにも書いたが、早速はじめみる。シリーズ名は元ネタの日めくりカレンダー”まいにち、修造”より。


タイトルには”まいにち”と書いてあるが、決して毎日やるとか絶対無理なので、適当にやる。またこのシリーズは私の気に入った言葉をチョイスして紹介して、簡単に一言入れる予定だ。普通に元ネタのネタバレが入ってしまうので要注意である。そして、今回もネタバレは必至で注意願いたい。


今回のワードは

"明日もまた日は昇る!"

である。これはわたしが大好きなシリーズ"ボクらの太陽"の2番目、"続・ボクらの太陽"の主人公”ジャンゴ”や、その父親”リンゴ”の台詞である。

ジャンゴ「明日もまた日は昇る!
太陽は沈もうとも・・・必ずまた、昇るんだ!!」
ボクタイシリーズ総セリフ集@Wiki より引用
リンゴ「たとえこの身が消えようと、それでも・・・
明日もまた日は昇る!
人は成長し、進化する!それは決して、滅びへの道ではない!!」
ボクタイシリーズ総セリフ集@Wiki より引用

セリフのとおり、今日つらくくじけそうなことがあったとしても、明日は必ずやってくる。その明日を信じてあきらめないという意味が込められている。そして、特に引用の後者のセリフ。リンゴが命尽きるその瞬間にさえ息子たち、生き残る次の世代へと希望を託し去ってゆく……その姿は今でも自分の胸に響くものがある。

では、実際にはどうだろうか。この考え方は通用するのだろうか。

この明日を信じ、決して諦めないという考え方は、今ではちょっと古臭い考えかもしれない。今の日本社会全体が少ない人数で仕事をするよう指示されいる昨今、忙しいという状態で諦めてはダメだ、必ず成し遂げなければいけないというような考え方は精神を病んでしまう原因になりかねないと思っている。実際に、これまで複数の方が心の状態を悪くして職場から去っていく姿を、私は見てきた。こういった人は、私の目からしたら真面目な性格である気がする。このあきらめないという考え自体にこだわり過ぎるのは、少々危険だと思っている。

だが、これらの人とは対照的に頑張れない人間もいる。そう、私のような人間だ。私はかなりお気楽な性格であるので、あきらめてしまうことが多々ある。私が該当するかどうかは多少疑問だが、かつて頑張っていた時期こそあった人たちが何かのきっかけで、張り詰めていた何が糸のように切れてしまい、大切であったことを見捨ててしまうことがあるのだ。そして、同時にこの世は頑張っても変わらないといったようなある種諦めてしまった考え方に染まってしまう。やったところで自分の得にもならないから、そんなことはしない。これに共感を得る人がいると思う。現に友人から、君はそういう奴だという風に言われたことがある。(当の本人はそういった人間を”闇の人間”という表現をしていた)
他にも悟り世代と呼ばれる世代にも感じるものがあるかもしれない。頑張ったところで、この大きな社会という流れはどうにも逆らえられない。故に諦めがそこにはあるかもしれない。

きっと世の中あきらめてしまったほうが楽になることなど多々あると思う。だが、そこでこの言葉を聞いて欲しい。いままでいろいろな理由であきらめてしまった人たちへ。一つ、たった一つでもいいのであきらめないことを自分の中で決めるのだ。そして、今日ダメだったとしても、決して明日をあきらめたりしないという思い。その思いが明日へ、いつかの成功への道を切り開く武器になる。その武器が、新しい成功を導き、自身への自信つけたり、次のステージへ進めるのだと思う。その瞬間はつらく悲しいことがあっても、次の日には忘れたかのようにケロッと立ち上がるような図太い意志が今の自分や、そういった人たちには必要なのではないかと思う。

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