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元教員インタビュー#5 編集後記

元教員インタビューの新しい記事を公開しました。

インタビューを受けてくださったのは、元教員で、現在は大阪唯一の村である千早赤阪村でキャンプ場の管理人をされている大西新二郎さん。

実はこの場所、2024年4月にオープンする前からちょっとしたきっかけがあって訪れたことがあり、大西さんが元教員であることを知りました。

準備している段階から「子どもたちが自然の中で学べる環境をつくりたい」という思いをお話ししてくださり、そこに至るまでにどのような経緯があったのかを聞いてみたいと思いました。

依頼のメッセージを送ると快く引き受けてくださり、インタビューが実現。キャンプ場の事務所にお邪魔して、お話を伺いました。

18年間も小学校の教員をしていたとなると、恐らく管理職となるタイミングでもあったと思います。そんな中でも、学校を離れて新しい挑戦に踏み切った大西さん。その決断の裏には、きっとさまざまな葛藤があったと思います。

インタビューの中では、当時のことをこう振り返ってくれました。

10年ほど勤めた頃、「仮に65歳まで教員をやって、そのあとにキャンプ場をつくるとしたら、そのときに自分の体力や気力はどのくらい残っているだろうか?」と感じ始めたんです。

経済的な余裕はあったとしても、今ほどのエネルギーは残っていないかもしれない。いろんなアイデアが浮かんでくる今、このタイミングを逃したらもったいないんじゃないか。そう思い始めて、教員を辞めてキャンプ場をつくることを考え始めました。

大西さん自身が心からやりたいと感じることに正直に生きた結果、「campsite 麓」のオープンに繋がったのです。

Instagramを覗くと、季節に合わせて子どもたちが参加できるイベントの企画が。自然豊かなこの場所だからこそ学べることが、きっとあるのだろうなと感じます。


キャンプは、大人にとっても非日常の空間。仲間とともに焚き火をしたり、星を眺めたりしながら語り合う時間には、何か特別な力があるようにも感じます。

この記事を読んでくださっているあなたは、きっと教育に関心があるのではないかと思います。ぜひ一度、仲間と一緒に「campsite 麓」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

運が良ければ、大西さんと焚き火を囲みながら、教育やキャリアについて、語り合うことができるかもしれません。



最後までお読みいただきありがとうございます(*´-`) また覗きに来てください。