天然石を粉砕しました。レインボームーンストーン。

個展の制作、今日は窓の外がだいたい終わりました。次は、窓枠。

窓枠にも使いたい石がありました。レインボームーンストーン。

自分で砕きました。

イシ　コナゴナ

初めて石を砕きました。以前、藍の墨をダイヤモンドやすりで粉末にしたことはありましたが、鉱物は初。しかも今回はやすりではありません。大きめの粒から粉くらい小さいのまでできました。レインボームーンストーン。粉は灰色。ビックリ。粒を窓枠に使う予定です。#個展 #制作中 #絵 pic.twitter.com/ekKuqTdGnH

— 〇白黒ええよん〇個展「そして愛だけが残った」10/14～11/12参宮橋ピカレスク様〇ある船の話 (@4696A4) August 4, 2023

天然石を砕くのは、初めてでした。

今までは、石は買ったことがありましたが、砕いたことはありませんでした。観賞用か、画材用でも鉱物屋さんか日本画材を扱っているお店からわけていただいていました。それをそのまま使っていました。

観賞用は心のハードルが高すぎて粉砕できないので、今回粉砕したのは鉱物屋さんから元々画材として使おうと思いわけていただいた石です。

どこかしらにムーンストーンを使いたいと思っていたのですが、日本画材屋さんではムーンストーンは扱っていないようでした。あるいは、私が知らないだけで、岩絵具用の名前でしれっと棚にいるかもしれませんが。

元々割り切ってお迎えしたとはいえ、自分で石を砕くのは、とても勇気が要りました。私にとって石はとても神聖なものだからです。

実際砕いてみて、日本画材屋さんの有難味がわかりました。

あとは、大きめの粒を得られたので、日本画材屋さんでは手に入らない材料を自分でつくることができたのが嬉しかったです。

普段、特別にわけていただいている大きめの番手よりさらに大きな粒、今日のもうひとつの投稿、ネオンブルーアパタイトより少し小さいくらいの粒をつくることができました。

レインボームーンストーンは、粉になると白ではなく灰色になるということを知りました。もっとも、岩絵具の「白（びゃく）」くらいまで細かくしたら白くなるのかもしれませんが・・・。

今回は、まだ灰色にならないくらいの大きさでシラーがあるのを中心に使う予定です。

ありがとうございます。それでは、また。